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夢幻水滸伝
第三百四十話 もう一つの勢力その九

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「航空機に空船もな」
「用いますね」
「水運もな」
 河川のそれもというのだ。
「用いるで」
「この世界起きた時の世界以上に川が多いですね」
 水運と聞いてだ、オニールが言ってきた。
「もうアメリカ全土に血管みたいに」
「流れてるな」
「大小の川が」
「大陸は何処でもそやな」
「そうなっていますね」
「それで農業も出来てな」
 水があるからだ、水があってこそ農業が可能であることはこの世界でも変わらないことであるのだ。
「それにな」
「水運も使えますね」
「そやからな」
 だからだというのだ。
「こうした時もな」
「水運を用いて」
「人にものをな」 
 その両方をというのだ。
「運ぶで」
「わかりました」
 オニールもそれならと応えた。
「ほなそちらもですね」
「使うで」
「その様に」
「今は出来るだけ衝突は避けてな」
 そうしてとだ、トウェインはあらためて話した。
「三州をや」
「掌握しますね」
「コロラド、カンザス、ネブラスカをな」 
 三州の名前も出した。
「そうするで」
「それでは」
「そしてな」
 さらに言うのだった。
「当然戦には航空戦力も使うし」
「空港ですね」
 ミッチェルが応えた。
「それをもうけていきますね」
「そや、そして戦がはじまったら」
「真っ先にですね」
「それを使ってな」
 航空戦力をというのだ。
「そしてや」
「そのうえで、ですね」
「戦うで、そやからな」
「空港はですね」
「今からな」
 この時点でというのだ。
「建設してくで」
「そうしていきますね」
「そして航空機をすぐにや」
 戦力であるこの兵器をというのだ。
「空港に入れるで」
「そうしますね」
「パイロットも整備兵もな」
「皆入れますね」
「そや、それで建設にはな」
 こちらの具体的な話もした。
「ブルドーザーとか重機をな」
「用いますね」
「重機は欠かせんわ」 
 トウェインは笑って話した。
「ほんまあればな」
「すぐに建設出来ますね」
「空港も他の場所もな」
「そやから欠かせへんですね」
「ああ、それにな」
 トウェインはさらに話した。
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