第七幕その六
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「もうね」
「そこにだよね」
「問題が生じる」
「まさにその時に」
「そういうものだよ。問題のないものなんてね」
それこそというのです。
「ないよ」
「世の中にはね」
「世の中には完璧なものもないから」
「だからだね」
「どんな人も生きものも組織も問題があるね」
「欠点と言っていいよ、そして国家と国民を守るには」
それにはというのです。
「出来るだけ問題がなくて深刻でない」
「そうした組織でないと駄目だね」
「自衛隊も」
「そうだよね」
「そう、だから常にチェックして」
組織をというのです。
「改善していくことだよ、自分達で気付けばいいけれど」
「そうもいかないね」
「どうしても」
「そうだよね」
「そうだよ、だから国民もね」
即ち日本人もというのです。
「いつも自衛隊を見て」
「問題点がないか確認する」
「その長所と短所を把握する」
「そして短所を出来るだけ改善していく」
「そうすることが大事だね」
「そうだよ、改善しないとね」
さもないと、というのです。
「よくならないよ、国民はね」
「自衛隊の問題点を見付けて改善していく」
「そうしていくことも大事だね」
「そうだね」
「スポーツでもそうだね」
こちらでもというのです。
「問題点を改善したチームは強くなってね」
「優勝もするね」
「そうなるね」
「そう、だからね」
それでというのです。
「自衛隊もだよ」
「同じだね」
「国民も問題点を見付けて改善していく」
「そうしていきますね」
「まずは」
「そう、そしてね」
それでというのです。
「よりよい自衛隊にしていかないとね」
「強くていざという時に素早く対応出来る」
「それも的確に」
「そうした自衛隊でないと駄目だね」
「本当に」
「そうだよ、自衛隊の人達も努力して」
強くて何かあれば的確に動ける様にです。
「国民も問題点をチェックしてね」
「改善を促す」
「それを行うのは政治家の人達だけれど」
「政治として」
「それならだね」
「政治家に声を届けることだね」
「そうすることだよ」
まさにというのです。
「本当にね」
「そういうことだね」
「国民は有権者だし」
「政治家の人にお話していく」
「そうすることだね」
「それも大事なことだよ」
こう言うのでした。
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