第六話 運命が来てその十四
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「それは」
「私もそう思います、ですがそれもまたよしかと」
コグレが言ってきた。
「それはそれで」
「いいですか?」
「少なくとも焦らず冷静でいられますので」
だからだというのだ。
「今の目的は果たせます」
「落ち着けますね」
「はい、ですから」
それ故にというのだ。
「それもまたよしです」
「そうなんですね」
「楽しめばいいんだよ」
車掌の右手のチケットも言ってきた。
「要するにな」
「そうそう、もう用意はじめてるわよ」
ワゴンも言ってきた。
「すぐに出来るからね」
「私達も用意してるから」
「ちょっとだけ待ってね」
龍井ういとオトもワゴンと共に動いている。
「もうすぐ出来るから」
「それじゃあね」
「皆で準備をしよう」
こう提案したのはチャンプだった。
「そうすればより早く準備が整う」
「ああ、それいいな」
レオはチャンプの提案に右手の人差し指を立てて上下に振って賛成の意を示した、そのうえで言うのだった。
「じゃあ皆でな」
「準備をしよう」
「紅茶の用意してな」
「ティーセットのお菓子を出そう」
「そうしような」
「お菓子は色々ありますよ」
車掌は笑顔でこのことを話した。
「ケーキもシュークリームもエクレアもクッキーも」
「本当に色々あるんですね」
「はい、何でしたら和菓子も中華菓子も」
こうファミーマに答えた。
「ありますよ」
「国籍問わずですか」
「はい」
まさにというのだ。
「お菓子は」
「凄いですね」
「ですから好きなだけお楽しみ下さい」
ティータイムをというのだ。
「皆さんで」
「わかりました」
ファミーマはにこりと笑って答えた。
「それでは」
「はい、その様に」
「それでは」
「やっぱり焦らず落ち着いてだよね」
伊賀崎父もいて言ってきた。
「ことは成功するよね」
「そうだよな」
「本当にね」
子供達が彼の言葉に頷いた。
「お父さんの言う通りよ」
「焦ったらそれだけでまずいよな」
「うん、それで敵が焦っているのなら」
それならとだ、伊賀崎父はさらに言った。
「こちらは尚更ね」
「焦らず冷静にだよな」
「それに落ち着いて」
「そうならないとね」
「その通りですね」
天知博士も同意であった。
「では最後まで皆さんは、です」
「落ち着いてね」
「ことを進めていきましょう」
伊賀崎父にも応えて述べた。
「私達は」
「その通りだよ、むしろ相手が焦ってるの見たらな」
陣はそれならと話した。
「俺達は反面教師にしてな」
「落ち着くこと」
「そうだよ」
スタッグにその通りだと答えた。
「そうしないとな」
「駄目だな」
「今はな」
「じゃあ今は焦
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