第六話 運命が来てその三
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「俺達のことを話すな」
「それじゃあね」
「ああ、そうさせてもらうよ」
こう言ってだった。
ラッキーはヤツデからラムネを貰ってから自分達のことを話した、その話が終わってからであった。
まずはヴィランがだ、唸って言った。
「そんなことになってたんだな」
「いや、凄いね」
ガオーンも唸って言った。
「これはまた」
「色々な組織が復活してな」
「その幹部達までね」
「そしてドクターマンっての探してな」
「その知恵と知識を借りようなんてね」
「ドクターマンはこれまで戦隊が戦って来た組織の首領や幹部の中でも特に知力が高いです」
このことはブルーンが話した。
「そう考えますと」
「そんなのが色々な組織の連中の仲間になったらな」
「恐ろしいことになります」
「だったら私達も呑気にしていられないわね」
マジーヌは深刻な声で述べた。
「すぐに何とかしないとね」
「ああ、それじゃあな」
「これからどうするかよね」
「そんなの決まってるだろ」
ゴールドツイカーは腕と足を組んだ姿勢で述べた。
「他の戦隊の連中と一緒にな」
「ドクターマンを探すんだな」
「ああ、そうしてな」
そのうえでとだ、ヴィランにさらに話した。
「俺達の方がドクターマンを探してな」
「捕まえるかな」
「若し戦おうっていうならな」
ゴールドツイカーはさらに言った。
「その時はな」
「倒すしかないな」
「そうするしかないだろ」
こう言うのだった。
「それこそな」
「そうだよな」
「ゾックスの言う通りだね」
ステイシーは彼の言葉に賛成した。
「ここはね」
「ああ、これからはな」
「一緒にやっていこう」
是非にと言うのだった。
「他の皆とね」
「キュウレンジャーともな」
「俺も考えは一緒だよ」
まさにとだ、五色田も言った。
「じゃあここはね」
「ああ、一緒にやっていこうな」
「他の戦隊の皆とね」
「そうしていきましょう」
「ここはそれが一番です」
ヴィランにガオーン、マジーヌとブルーンも頷いた。そうしてだった。
ゼンカイジャーの面々も他の戦隊の面々と共にドクターマンを探していくことになった、その話が整うとだった。
ラッキーは五色田に笑顔で言った。
「もうすぐ開店だったよな」
「ああ、今開店するよ」
五色田はまさにと答えた。
「これからな」
「じゃあ俺も手伝おうか」
「いや、そっちもドクターマン探さないといけないだろ」
「だからか」
「それはいいよ」
笑顔で言うのだった。
「俺達も探すしね」
「お店のことは任せておきな」
祖母が孫達に笑顔で答えた。
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