第六話 運命が来てその二
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「そうなんだな」
「あの、ドクターマンといいますと」
ブルーンはマーダッコとイカーゲンが言ったことからラッキーに尋ねた。
「機械帝国ギアの」
「ああ、俺もよく知らないけれどな」
ラッキーはブルーンに少し考える顔になって答えた。
「今あちこちの組織が探してるんだよ」
「ジャークマターもですか」
「知ってるんだな、ジャークマター」
「さっきお店に来ました」
「えっ、そうなんだ」
「うん、来たよ」
ガオーンはラッキーに軽い調子で話した。
「ヤツデさん褒めて注文した飲みもの飲んでさっき出て行ったよ」
「そうだったのか」
「ドクターマンがどうとか言ってね」
「あたしを可愛いとか昔もてたとか褒めてくれてね」
「あっ、確かに奇麗だな」
ラッキーもヤツデを見て思った。
「この人」
「若い頃は本当に水着になったらね」
「黒ビキニよね、しかも」
マジーヌが合わせてきた。
「水着は」
「そうそう、それ来て海に出たらね」
「大人気だったのよね」
「本当にもてて困ったのよ」
マジーヌに笑って言うのだった。
「今は落ち着いてるけれどね」
「今ももてない?」
「そうだといいけれどね、それでその人達確かに言ってyたよ」
ヤツデはラッキーにあらためて話した。
「ドクターマンがどうとかね」
「俺達も探してるんだ」
そのドクターマンをとだ、ラッキーは答えた。
「今な」
「そうなんだな」
「ああ、それであんた達多分」
ゴールドツイカーに言葉を返した。
「戦隊だよな」
「ああ、ゼンカイジャーだよ」
五色田が答えた。
「俺達は」
「そうか、ドクターマンは見付からなかったけれどな」
ラッキーは五色田の返事を聞いて笑顔で述べた。
「また戦隊に出会えたな、やっぱり俺は運がいいな」
「そういえばラッキーって名前だね」
ステイシーは彼の名前に言及した。
「君運がいいんだ」
「ああ、凄くな」
ステイシーに笑顔で答えた。
「だからラッキーなんだよ」
「成程ね」
「それで今の俺達のこと話そうか」
「そうしてくれていいかな」
「勿論だ」
五色田に笑って答えた。
「俺も是非な」
「話したいんだね」
「これからの為にな」
「それじゃあ」
「ああ、話すな」
「飲みものは何がいいかしら」
ヤツデが笑顔で言ってきた。
「それで」
「ああ、飲みものか」
「駄菓子屋か喫茶店のでね」
「それじゃああれだな」
ラッキーはヤツデの言葉を受けて笑顔で話した。
「ラムネだよ」
「それにするんだね」
「駄菓子屋っていうとそれだよな」
「そうね、何と言ってもね」
「ラムネだからな」
「それを飲むのね」
「そしてな」
そのうえでというのだ。
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