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魔法絶唱シンフォギア・ウィザード 〜歌と魔法が起こす奇跡〜
AXZ編
第195話:猛き炎に支えられて
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錬金術で目くらましにしかならない攻撃を放ちながら距離を取ろうとした。
そこに今度は奏が飛び掛かる。羽織ったマントを羽搏く翼の様に靡かせながら、変形したアームドギアをアダムに突き立てようと刺突を放つ。
「オラァッ!」
「チッ、エクスドライブでもないそんなものでッ!」
本気を出すことにした今のアダムにとって、最大限の脅威はやはりエクスドライブのシンフォギアであった。颯人のインフィニティーもそれに並ぶが、奇跡の結晶と言っても過言ではないエクスドライブの力は彼であっても侮れない。
だがこの状況ではそれも気にするほどの事はない。何しろ今この場には、エクスドライブを発動できるだけのフォニックゲインが無いのだから。
「奇跡を纏えるだけのフォニックゲインがないこの状況で、シンフォギア風情に何が出来るッ!」
アダムが錬金術を放ち牽制しながら奏に接近し、一瞬の隙を突いてアームドギアを蹴り上げた。そして無防備になった奏の腹に、彼はその体を穿つほどの威力を乗せた蹴りを容赦なく放つ。
「まずは、1人ッ!」
「奏さんッ!?」
このままでは奏の腹が文字通りアダムの足に蹴破られる。それを危惧した響がそうはさせじと拳を握り締めアダムに迫るが、絶望的なまでに距離が開いた今ではそこまで手が届かない。例え足のジャッキと腰のブースターを起動しても無理だろう。
そのまま何も出来ぬままに奏がアダムにやられるのを見ているしか出来ないのか……そう思った矢先、響はある事に気付いた。
颯人がアダムの妨害をしないのである。彼女を第一に思う彼であれば、この状況で奏を助ける為に動かない筈がないのに、だ。
彼女が抱いた疑問への答えは程なくして示された。響が見ている前でアダムの足が奏の腹に突き刺さるかに思われたその時、アダムの足が奏に触れた瞬間、彼女の体は炎となって散り素早くアダムの背後へと移動していたのだ。
「何ッ!?」
「フンッ!」
「ぐぉっ!?」
まさかの事態にアダムが一瞬言葉を失う、その間に奏が振り抜いたアームドギアの一撃がアダムを殴り飛ばした。
それだけでは終わらず、そこから再び体を炎に変えた奏は殴り飛ばされたアダムに先回りし、お返しとばかりに蹴り飛ばす。流石に今度は反応が間に合ったのか、アダムも防御してダメージを最小限に留めつつ彼女から距離を取った。
「ととっ、流石にそう何度も上手くはいかないか」
「いや? 初めてにしちゃなかなか上手く扱えてると思うぜ?」
二撃目がアダムに防がれた事に不満を口にする奏を颯人がフォローする。それを見ていた響は、急いで2人に近付き何が起きたのかを訊ねた。
「ちょ、颯人さん奏さんッ! 今の何ですかッ!」
「これがアタシの新しい力の一つって事さ」
今奏がやっ
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