第七百四十一話 シヴァ家の敵その七
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「技術で生み出されています」
「そうなのですね」
「それが連合です。技術は進歩していきます」
セーラはこうも言った。
「連合は果てしなくです」
「技術革新を追い求め」
「常に最新の技術を開発してきましたね」
「まさに日進月歩で」
「そうした風に発展していき」
「食べものもこの通りです」
まさにというのだ。
「市販の普通のものでもです」
「美味しいですね」
「左様ですね」
「そうです、連合は素晴らしい技術に満ちています」
そうだというのだ。
「まことに。ですが」
「それでもですね」
「技術はそうであっても」
「人はどの国も同じです」
技術は違っていてもというのだ。
「その本質は中々です」
「変わりませんね」
「そちらは」
「左様です、技術は日進月歩でも」
そうであってもというのだ。
「人はです」
「変わらない」
「そうはですね」
「そちらの進歩と発展は遅いですね」
「技術に比べて」
「ですから」
その為にというのだ。
「連合でもです」
「ああしたタブロイド紙がありますね」
「邪と言っていいそれは」
「実は連合だけではありません」
セーラはティーセットにあるマカロンを食べつつ話した、三段の上がそれで中はケーキ下はドライフルーツとなっている。
「マウリアでもありエウロパでもです」
「ありますね、ああしたマスメディアは」
「どうしても」
「無論サハラもです」
この地域もというのだ。
「あります」
「左様ですね」
「あちらにも」
「人間には様々な面があります」
その心にというのだ。
「それで、です」
「卑しい面もある」
「そういうことですね」
「そうです」
まさにというのだ。
「連合だけではないのです」
「悪意ある下劣なメディアの存在は」
「ありますか」
「俗に言う悪質なイエローペーパーはです」
こう話した。
「そして私は今回はです」
「彼等を許さない」
「決してですね」
「そうです」
まさにというのだ。
「ですから虫達からもです」
「情報を集め」
「彼等を倒しますか」
「その情報によって」
「そうしますか」
「誰も見ていないなぞです」
そう思うことはというのだ。
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