暁 〜小説投稿サイト〜
神々の塔
第六十話 酔いどれ詩人その五

[8]前話 [2]次話
「かなりわかりにくい場合もあるけど」
「はっきりわかる詐欺師とかにか」
「騙されるのがおるな」
「何処でもな」
「あからさまな嘘ばかり吐いて」
 シェリルは具体的な例を話した。
「ヘイトを煽る」
「そうしたこと言う奴おるな」
「言ってることを検証したら」 
 そうすればというのだ。
「すぐにや」
「嘘や出鱈目ばかりってわかるな」
「そんなのを信じるな」
 そうしたというのだ。
「アホがおるな」
「常にな」
「それこそぱっと見て」
 その輩をというのだ。
「怪しいってな」
「思う様なやな」
「そして発言を聞いたら」
 次にそうすればというのだ。
「尚更な」
「胡散臭いってわかるな」
「そうしたな」
 それこそというのだ。
「変なのにや」
「騙されてな」
「盲信して」
 そうもなってというのだ。
「利用されてな」
「ポイやな」
「もうそうした奴はな」
「人を惑わせるのが仕事やな」
「騙してな」
 そのうえでというのだ。
「利用するのがな」
「金とか巻き上げたりな」
「自分の信者にしてな」
「操ったりするな」
「利用するわ」
「そうしてくるな」 
 深刻な顔で話した。
「そう思うとつくづくタチ悪いな」
「そんな奴もおる」
 芥川も言ってきた。
「それも世の中や、というかな」
「というか?何や」
「うまい話には裏があってな」
 こうトウェインに話した。
「そして煽る奴はや」
「信用せんことやな」
「やけに好戦的で敵を指示してヘイトを言う」
「そんな奴はやな」
「そこでさらに具体的なこと言わんとな」
「詐欺師やな」
「もう自分のことだけでな」
 その頭にあるのはというのだ。
「それでや」
「他人は惑わして利用する」
「騙してな」
「そうした奴等やな」
「そうした奴等もおるって考えたら」
 芥川はさらに言った。
「世の中も迷路や」
「こうした場所やな」
「そや、分かれ道は一杯あって」 
 そうした状況でというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ