第五話 宇宙の旅人達その七
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「決めよう」
「これまで通りに」
「決めるんだ」
「そうしよう、やっぱり留守番も必要だよ」
「そうですよね」
ラプターはショウのその言葉に頷いた。
「たまにはいいこと言いますね」
「たまには?」
「はい、たまにはです」
言葉を訂正しなかった。
「そうですね」
「僕ちんはたまになんだ」
「いつもあれですから」
ラプターは今度はこう言った。
「本当に」
「そうかな」
「まあそうしたことは気にしないで」
それでとだ、佐久間はショウにあらためて言った。
「ガラガラ使うなら」
「それで決めることだね」
「そうしよう」
「それじゃあ。今回は留守番は一人だ」
それだけだというのだ。
「残る皆は出撃だ」
「そし、じゃあ出た奴が残るんだな」
鳳はそれならと応えた。
「そうだな」
「そのつもりだよ」
「よし、じゃあな」
「早速回そう」
こう言ってだった。
ショウが回すと一個の玉が出た、それは誰の玉かというと。
「俺か」
「そうだな」
鳳とショウは鳳の玉を見て話した。
「間違いない」
「じゃあ残るな」
「あれっ、いいんだ」
スパーダは鳳のあっさりとした態度に意外といった顔を見せた、そしてそのうえで彼に対して言った。
「何かこの場合は」
「俺が出ると言うか」
「そうかなって思ったけれど」
「出たなら仕方ない」
こうスパーダに答えた。
「それならな」
「従ってだね」
「残ってな」
そうしてというのだ。
「お茶でも飲んでいる」
「お茶なら用意しておきますね」
ラプターが言ってきた。
「お菓子も」
「そうしてくれるか」
「はい、それで何かあったら連絡して下さい」
ラプターはこうも言った。
「携帯でお話しますので」
「心配無用か」
「何も」
「それじゃあ行きましょう」
ハミィは笑顔で言った。
「今からね」
「ああ、皆で探したら絶対に見付かるな」
ガルは笑顔で言った。
「それじゃあな」
「行きましょう」
「そうしような」
こう話してだった。
キュウレンジャーの面々もドクターマンを探しに出た、だがその頃五色田介人は難しい顔で実家のお菓子屋で言っていた。
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