第二章 宿星〜煌都の麒麟児〜 外伝〜煌都ラングポート〜
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的の為にも、全力で貴方達に協力致しますのでよろしくお願いします!」
ラングポート駅の出入口で待機しているマーティンは自分達に近づいてきたクレア達に気づくと軽く手を挙げて声をかけ、タリオンは姿勢を正して軽く頭を下げて挨拶をした。
「いえ……こちらも人手が欲しかったので、こちらこそよろしくお願いします。」
「何故だ……」
クレアが二人に挨拶をしている中アンゼリカはショックを受けた様子でマーティンとタリオンを見つめ
「何故子猫ちゃんどころか、女の子すらいないんだあああぁぁぁっ!?」
「え、えっと……彼女は……?」
やがてアンゼリカは悔しそうな表情で声を上げ、アンゼリカの様子が気になったタリオンは困惑しながらクレア達に訊ねた。
「あー……そいつ――――――アンゼリカって女も俺や少佐と同じメンバーの一人なんだが、ゼリカは女の癖に同性を口説く見境がない女で、特に年下には目がなくてな。あんた達の仲間に女もそうだが、年下の女もいる事を聞いて会う事に期待していたんだよ……」
「な、なるほど……ハハ、それは確かに残念でしたね。今回女性陣はイーディスに残って調査や支援要請をしていますので。」
クロウは疲れた表情でアンゼリカの事を説明し、説明を聞いて冷や汗をかいたタリオンは苦笑しながら答えた。
「調査についてもそうですが、他にも頭に入れておいて欲しい事の説明等もしますので、まずは我々が一時的に拠点としている場所まで案内します。」
そしてマーティンとタリオンと合流したクレア達は自分達の一時的な拠点である九龍ホテルの貴賓室に行き、今後の捜査に向けての説明や話し合いを始めた――――――
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