暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第131話 行こうぜグルメ神社!食運アップを目指して!
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けないでしょう!」
ティナの説明の後に何人もの人間が挑戦していったがまったく抜けないな。
因みにティナは俺達に気が付くとカメラが回ってないタイミングで手を振ってくれた。
俺と黒歌以外のメンバーも挑戦するが全員抜けなかったな。俺は単純に皆が駄目だったらやろうと思ったから、黒歌は間違いなく抜けるだろうからあえて辞退したようだ。
その際に黒歌は俺の腕にべったりくっ付いて猫耳を激しく揺らしていた。可愛いよな、ホント。
「うーん、抜けないし」
「バイキルト使ってみたんですけど駄目でした」
「俺の計算が上手くいかないとはなぁ……」
リン姉は抜けなかったことを残念がりルフェイはこっそり魔法を使っていたようだが駄目だったみたいだ。アザゼル先生は木目を読んでみたようだが上手くいかなかったらしい。
「筋力アップする魔剣を使ってみたけど駄目だったね……」
「ムキになってSDモードになっちゃったけど無理だったわ……」
「スタンドでも無理でしたぁ……」
ヒートアップしたのか珍しく祐斗やリアスさん、ギャスパーも能力を使ったみたいだ。いやいかんでしょ。
「なんで私は失格なんだ?ただデュランダルを抜こうとしただけなのに……」
「私だって黒い靴履いただけなのに〜」
「余裕でアウトだ」
しまいにはゼノヴィアとイリナはまな板を壊そうとしたので俺が止めた。二人の頭には大きなたんこぶが出来ていた、お仕置きの拳骨だ。
「じゃあ次は私が行きますね」
今度は小猫ちゃんが挑戦しに向かった。
(わあ、これが美食杉のまな板……なんて均等で綺麗な木目なんでしょうか、これで料理を作ってみたいです。でも今は包丁を抜くことに集中しないと)
小猫ちゃんはゆっくり包丁の柄に手を添えて握りしめた。
(うーん……この感じだと真上に動かそうとしてもまったく動かないですね。まずは少し右斜めに片抜けて少し左側に刃を向けて……うん、良い感じ。そして少し刃先を揺らしてこう……)
するとあれだけなにをやっても抜けなかった包丁がまるで嘘のようにスッと抜けてしまった。
「あっ……抜けちゃった」
「ぬ、抜けたーッ!なんと包丁を抜いたのは小さな女の子です!今年の食男ならぬ食女は彼女で決まりです!」
キョトンとする小猫ちゃんを尻目にティナがテンションを上げてそう実況する。
ティナは仕事中なので小猫ちゃんの名前は出さずに初対面のように呼んでいた、流石プロ意識が違うな。
「包丁を抜いた小猫さんには境内で使える食券一年分をプレゼントします!」
「ありがとうございます!」
小猫ちゃんはスタッフから食券一年分を
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