暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第131話 行こうぜグルメ神社!食運アップを目指して!
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である神の料理人フローゼがまな板などに使った非常にありがたい杉ですよね。私もいつかそのまな板を使ってみたいなぁ」
「良い奴だと一億くらいするからな」


 小猫ちゃんはフローゼも使っていたという美食杉のまな板を夢見て目を輝かせていた。この子ならいつかそのまな板が似合う料理人になるんだろうな。


「折角だし買ってみるか。すみませーん」


 俺は店の亭主に声をかける。なんか落ち込んでいた亭主の親父さんは驚いた様子でこちらに振り返った。


「お、お客様!?いらっしゃいませ!」
「グル樹の実を15個ください」
「はい、ありがとうございます!」


 俺はグル樹の実を購入して食べてみる……んっ!?美味いぞ!?程よく熟した実は外の皮はサクッとしていて中はしっとりだ、まるで出来立てのメロンパンを食べてるみたいだな。


「親父さん、このグル樹の実美味いですね!」
「ありがとうございます。自分はグル樹の実にハマってしまって美味しいグル樹の実を皆に知ってもらう為に店を開いたんです」


 なるほど、このグル樹の実は親父さんが厳選したモノなのか。熟していないと青臭かったり苦みが強いことがあるからな。


「気に入ったぜ。ここにある奴全部くれ」
「えっ!?全部ですか!?」


 俺は店にあるグル樹の実を全て買い占めた。他に人はいないから別にいいよな。


「ありがとうございましたー!」
「ふう、良い買い物をしたぜ」


 美味しいグル樹の実を皆で堪能した後俺達は水が湧きたつ大きな手水舎に来ていた。


「うわぁ!?大きな手水舎ですね!なんて清らかなオーラが出てる場所なんでしょうか!」
「まるで水の山ですぅ」


 アーシアが神聖な雰囲気が出るこの場所を感じ取ったのかテンションを上げていた。ギャスパーは沸き立つ水を山のようだと表現する。


「ここは聖なる水が湧きたつ場所『ホーリーウォーター』、参拝客たちはまずここで手や口を漱ぎ体を清めて巡礼の旅に出るんだ」
「巡礼の旅?」
「ああ、アカシアのフルコースをまつった場所を回るんだ」
「ええっ!?アカシアのフルコース!?」


 アカシアのフルコースと聞いてリアスさんや皆が大きなリアクションを見せた。まあ普通ならそんな反応をするよな。


「ははっ、期待させて悪いけどただフルコースがなんなのかは記されていないぞ」
「まあ普通はそうですよね」
「そもそも私達って少しはアカシアのフルコースの名前を知ってるよね」


 俺の説明に小猫ちゃんはそりゃそうだといった顔で納得する。黒歌は前に聞いたアカシアのフルコースのデザート『アース』と俺が狙ってるメインデッシュ『GOD』のことを話した。


「いずれアカシアの
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