暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第131話 行こうぜグルメ神社!食運アップを目指して!
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神社ですね」
「まさにグルメ時代の聖地ですね」
リン姉のグルメ神社の広さはどのくらいかと聞かれたので俺が答えるとリアスさんが北海道と同じ大きさだと驚いた。デカすぎるよな。
ルフェイの言う通りここはグルメ時代の聖地でもある、皆食運を上げる為にここに来るんだ。
食運というのは良い食材に出会える運だ、それが高ければ人生は成功するとさえ言われている。
故に美食屋や料理人、商いやこの世界独自の職業の『グルメ〇〇』など様々な人間が足を踏み入れるパワースポットなんだ。
「じゃあイッセーも来た事があるの?」
「いや実は無いんだ。あの頃の俺は反発心もあって運に頼りたくないって思ってたからな」
リアスさんが俺は来たことがあるのかと聞いてきたが無いと答えた。本当に昔の俺は変に意地を張っちまうガキだったな。
「ただ皆と色んな経験をして俺も考えを改めた。運も実力の内、特に先日のヴァーリとの出会いで奴が何もしなかったのは本当に幸運だったからな。ディオドラとの決闘の願掛けも併せて一度は来てみようって思ったのさ」
「なるほどね。なら今日はしっかりと食運を上げて行かないといけないわね」
俺の言葉にリアスさんは納得した様子を見せる。
「それにしても不思議な場所ね、こんなにも聖なる力を感じるのに悪魔である私達にダメージがこないわ」
「食は人間も悪魔も動物も平等にするものですからね。差別はありません」
「それは嬉しいわね。対策用のアイテムが無駄になっちゃったけど」
リアスさんの話ではどうやら悪魔は聖なる場所に近づくとダメージを負ってしまうらしいがここではそうはならないらしい。
俺はその原因が食は平等だからだと答えた。悪魔だろうと食は食、生物にとって必要なものだ。そこに差別なんてないんだ。
「ねえねえイッセー君、あっちに屋台がいっぱいあるよ!」
「早く行こう!」
「落ち着けって、二人とも」
屋台を見て騒ぐイリナとゼノヴィアをなだめながら俺達は屋台が並ぶエリアに足を踏み入れた。
「前に言ったグルメビーチも凄い屋台の数だったけどここは更に多いね」
「腹が減る匂いばかりだな。おっ、酒も売ってるじゃないか」
「こらアザゼル、教師になったなら少しは控えなさい」
祐斗は前に行ったグルメビーチよりも屋台が多いと感想を言った。めざといアザゼル先生がお酒を売ってる屋台を見つけて目を輝かすがリアスさんが注意する。
「まあ今日くらい良いじゃないですか。先生、奢りますよ」
「えっマジで!?やったぜ!」
俺の奢るという言葉にアザゼル先生はお酒を売ってる屋台に走っていった。
「もうイッセーったら、普段はそんな
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