第三千二百七十一話 ロマーノが言った
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第三千二百七十一話 ロマーノが言った
「お前も来ればいいだろこの野郎」
「えっ、兄ちゃんが言うんだ」
イタリアはお兄さんの言葉に驚きました。
「これで終わったと思ったのに」
「当たり前だろ、こいつも国力あってな」
ロマーノは自分の言葉に驚くイタリアにさらに言いました。
「スペイン語どれだけ通じると思っているんだ」
「そうだけれどね」
「だからだよ」
それでというのです。
「あくまでこいつ誘うぞ」
「気持ちは嬉しいけどな」
それでも残念そうに言うスペインでした。
「俺今委員長より国力ないんやで」
「えっ、それだとな」
ロマーノはその言葉で一瞬でわかりました。
「お前が出たらあいつも出るのかよ」
「そうなるやろな」
「日本も誘うつもりなんだぞ」
「委員長日本が出て自分より国力低い俺が出たらどないや」
「いや、それを言うとだ」
ドイツが暗いお顔で言ってきました、欧州の生徒会参加希望者のお話はさらに深まっていくのでした。
第三千二百七十一話 完
2024・3・4
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