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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第130話 アーシアにプロポーズ!?ディオドラ・アスタロト登場!!
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にアーシアも当時の事を思い出したのか懐かしそうに話した。


「そして僕は彼女に匿ってもらいなんとか逃げだすことが出来たんです。でもその件が明らかになって彼女は追放されてしまった、そのことを僕は凄く申し訳なく思っていたんだ」


 ディオドラはそう言って立ち上がり地面に頭を付けて土下座をした。


「アーシア、本当に済まない!僕のせいで君を苦しめてしまった!本当に申し訳なかった!」
「ディオドラさん……」


 ディオドラの謝罪にアーシアは複雑そうな表情を見せた。だがそれは直に優しい微笑に変わった。


「ディオドラさん、どうか頭を上げてください。私はあの時自分が取った行動を後悔していません、貴方の命を救えたのなら良かったと思っています。それにあの時追放されたから私はイッセーさんや小猫ちゃん、オカルト研究部の皆さんと出会えたんです。寧ろ私が貴方に感謝したいくらいです」
「アーシア……ありがとう」


 アーシアの言葉にディオドラだけでなく俺達も感激してしまった。アーシアはそんな風に思っていてくれたんだな、小猫ちゃんも嬉しそうに涙を流している。


「アーシア、僕はもう一つ君に伝えたいことがあってここに来たんだ。僕は君を愛してる、どうか僕と結婚してほしい」
「ふえっ!?」


 するとなんとディオドラがいきなりアーシアにプロポーズをしたんだ。これには驚いて誰も何も言えなかった。


「僕はあの時から君の事が好きだったんだ、償いとかじゃなく純粋に君を愛している。だから僕と結婚してほしい」
「ごめんなさい、貴方の気持ちには答えられません」


 ディオドラは真剣な顔でそう伝えた。俺は何か言わないと……と頭の中で考えていたが先にアーシアの方が答えた。


「貴方の告白はとても嬉しいです、私なんかをそんなにも想ってもらえて嬉しく思います。でも私はイッセーさんと婚約しました。だからごめんなさい……」


 アーシアはキッパリとディオドラの告白を断った。


「……そうですか、やはりそうなんですね。薄々そうじゃないのかと思っていたんです。赤龍帝の周りには女性が多くいて君もその一人なんじゃないかと思っていたけど……そうか」


 ディオドラはそう言って俺に視線を向けてきた。


「兵藤一誠さん、貴方がアーシアを助けてくださったんですよね?」
「あ、ああ。そうだけど……」
「ありがとうございます、アーシアの命を救ってくださって……僕も感謝しています」


 てっきり恨み言でも言われるかと思ったがディオドラは俺に感謝の言葉を言ってきた。


「僕は何もできなかった、アーシアが自分を救ってくれた貴方を選ぶのも当然でしょう。それは分かっているんです。でも……」



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