暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第130話 アーシアにプロポーズ!?ディオドラ・アスタロト登場!!
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てもらい朱乃に紅茶を入れてもらった。


「お茶です」
「ありがとうございます……これは美味しいですね。こんな美味しい紅茶は初めて飲みました」
「口に合ったなら良かったよ」


 朱乃のいれた紅茶を飲んだディオドラは美味いと口にする。まあグルメ界の紅茶だからな。


「それで貴方がアーシアに命を救われたというのはどういうことですか?もしかするとアーシアが教会を追放される原因になった件に出てきた悪魔というのは……」
「はい、それが僕です」


 俺は以前アーシアから聞いた彼女が追放される原因となった悪魔を思い出した。


 アーシアは傷ついた悪魔を癒した事が発覚して追放されたんだ、その際に出てきた悪魔がもしかしてディオドラなのかと思ったがどうやら当たっているみたいだ。


「僕はあの時天使の領域……教会の敷地内に迷い込んでしまい危うく殺されかけたんです」
「えっおかしいわ。だって当時の三大勢力は休戦してたけど互いに許可なく縄張りに入るのは禁じられていたのよ」
「その通りだ。ディオドラといったな……なぜお前は教会の敷地内にいたんだ?」


 ディオドラの話をさえぎってイリナがおかしいと言いゼノヴィアは何故て期待してる悪魔が教会の敷地にいたと鋭い視線を向ける。


 それは俺も思ったな、何故そんなところにいるんだと。


「……信じてもらえるとは思いませんが僕はあの日冥界の首都に向かおうと自身の領地から魔法陣で飛ぼうとしたんです。しかし魔法陣が誤作動を起こしてしまい気が付けば教会の敷地内にいたんです」
「そんなことあるんですか?」
「稀にあるわね。魔力の流れが不安定だったり魔法陣の術式の一部が劣化などで欠けたりしてると起こることがあるわ。まあ大抵はちゃんとメンテナンスをしてたら起こったりしないんだけど」
「僕はメンテナンスを忘れてしまっていて……恥ずかしい話です」


 ディオドラは魔法陣の暴発でそうなってしまったと答えた。俺はリアスさんに確認を取ってみたが稀に起こるらしい、ディオドラは恥ずかしそうに頬を?いていた。


「それが本当ならよっぽど運が無かったんだな」
「そうですね、僕はあの時自身の迂闊さと運の無さを呪いました。実際に見つかってしまい胸に攻撃を受けてしまったんですから……」


 俺の運が無かったという言葉にディオドラは苦笑して傷の痕がある自身の胸を触った。


「命からがら逃げた僕はある建物に隠れました。でもそこには偶然アーシアがいて僕を治療してくれたんです」
「あの時は驚きました、まさか悪魔の方がいるなんて思いもしませんでしたから」
「そうだね。でも君に会えたお蔭で僕は命を救われた。そういう意味では僕は運が良かったんだ」


 ディオドラの話
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