第三百三十八話 幻術師の活躍その一
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第三百三十八話 幻術師の活躍
ミニー=キャノンはまずはこの世界のことを声から聞いた、そして目を開くと理髪店の前にいた。それでだった。
店の前にいてそして起きた世界でそろそろ髪型を変えたいと思っていたので金もあると声に言われていたので理髪店に入った、すると。
猫人の若い美容師、エプロンとズボンが似合っている白猫の彼女が言ってきた。
「あの、貴女何者ですか」
「何者って客ですけど」
ミニーは自分を見て毛を立てて驚いている美容師に答えた。
「私は」
「そ、そうですか」
「ちょっと髪型変えたいですが」
「それはわかりましたが」
「わかりましたが、ですか」
「そのレベルやステータスがです」
それがというのだ。
「異常に高く特技も相当ですが」
「そう言えば」
ミニーも言われて気付いた。
「お店にいる人達のレベルやステータスは」
「全く違いますね」
「私相当高いですね」
「そうです、何者ですか」
こうミニーに言うのだった。
「まさか星の方ですか」
「そう言われました」
声からとだ、ミニーは答えた。そして美容師に対して自分のことを話した。すると美容師は今度はこんなことを言った。
「まさかいきなり星の方が来られるとは」
「思っておられなかったですか」
「全く、しかしここでお会いしたのも縁ですね」
「そうですね、とりあえずヘアスタイルを整えて」
そうしてというのだった。
「それからご飯食べてどないしよかとです」
「お考えですか」
「何も考えていません」
今の時点ではというのだ。
「どないしよか」
「そうですか」
「そやけど身だしなみと食べることは大事ですし」
だからだというのだ。
「ここはです」
「この二つはですね」
「とりあえず済ませて」
「それからですね」
「この世界でどうしよか考えようと思ってます」
「わかりました、ではです」
美容師はその話を聞いて答えた。
「私がセットさせて頂きます」
「お願いします」
「はい、そして」
それにというのだった。
「食べものですね」
「ええお店ありますか」
「隣の食堂はどうでしょうか」
今自分達がいるこの店のというのだ。
「安くて美味しいです、特にビーフシチューがいいです」
「そうなのですか」
「はい、ですから」
それでというのだ。
「まずはその二つを済ませて下さい、ただ」
「ただ?」
「セットと食事を終えられましたらここに戻ってくれますか」
「食堂からですか」
「そうしてくれますか」
「それはどうしてでしょうか」
「いえ、この世界でどうしようかお考えですね」
美容師はミニーに彼女のこのことを話した。
「そうですね」
「というかまだ何も考え
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