暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第四話 恐竜と剣士その十九

[8]前話 [2]次話
「この地球それも日本にいることは間違いないが」
「何処にいるかはわからないのじゃな」
 晦が尋ね返した。
「そうであるな」
「そういうことだ」
「何、日本にいるならよい」
 そのことがわかればいというのだ。
「それなら探す場所が限られるしのう」
「それだけでかなり限られてきます」  
 エンターは礼儀正しく述べた。
「日本といえど広いですが」
「虱潰しに探せばいいだけのことだな」
 バングレイもこう考えた。
「簡単だな」
「我々が力を合わせてそうしていきましょう」
「それだけだな、それじゃあな」
 それならというのだった。
「ここはな」
「共に力を合わせましょう、ただ」 
 エンターはバングレイに応えつつさらに言った。
「実は新たな組織のことで」
「その組織は何処かな」
「ジャークマターといいます」
 プリシャスに答えた。
「その組織は」
「あの闇幕府の」
「はい、宇宙の」
「壊滅したと聞いていたけれど」
「そういえば我々とは国境を接していなかったが」
 ダマラスもジャークマターについて話した。
「しかしな」
「あの組織もかなり巨大です」
「やがて我々と衝突する危険も考えていたが」
「復活していましたか」
「はい、ですがドン=アルマゲは復活していません」
 エンターは話すダマラスとインサーンにこのことを話した。
「今は彼等の本拠地の統治のみです」
「それなら我々と同じだな」 
 ギルはエンターのその話を聞いて述べた。
「ただ単にだ」
「本来の領地の統治にですね」
「専念している、とてもだ」
 こうエンターに話すのだった。
「今の状況で勢力の拡大はな」
「無理ですか」
「地球に抗して戦力を送るのがだ」 
 自らが軍を率いてというのだ。
「そうする位でだ」
「限界ですか」
「そうだ」 
 こう言うのだった。
「今の我々はな」
「そうですか」
「そしてジャークマターともか」
「お話をしまして」
 そうしてというのだ。
「共にです」
「戦う様にするか」
「如何でしょうか」
「ならそうしよう」
 ギルは即刻答えた。
「別に国境を接していないならな」
「衝突することはですね」
「ない、むしろだ」
「ドクターマンを探して」
「戦隊の奴等と戦うならな」
 それならというのだ。
「むしろだ」
「同盟を結ぶべきですね」
「ドン=アルマゲがいないなら尚いい」
 敵の首領である彼がというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ