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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
14-6-2
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あのな この前の試合のメンバーもウチ等キャンキャンズに彩が入っただけやんかー 全員市内のもんやでー そやったら なんも大阪選抜って言わんでも この地域の選抜っていうことでも、ええんちゃうんやろか? 場合によってはキャンキャンズだけでも戦えるでー」
「えっ ということは・・・」
「そうや 桜中の名前を全国に持って行くんやー 校長先生もきっと喜ぶでー」
「まぁ それはなー ・・・ まず ここの協会に相談せんとなー なんとも・・ とりあえず言ってみるか」
紅林先生に連れ立って、私と璃々とで、協会の人を訪れて、こっちの趣旨を説明したが
「うむー それはー この地域の振興としては良いんですがー 夢のようですよねー あっ この前の試合観させてもらいました。すごいですねー 桜中の皆さんは・・・躍動する姿をわくわくして見てましたよ 確かに、地元の子ばっかーなんで誇らしかったですけどネ A代表にも5人も出てましたからね この地域が完全に主力でした。でもね 選抜チームの1試合目は、この地域の子ばっかりだったでしょ? それも、桜中のチームでー あれは、多分 根来さんの ご好意なんですよ もちろん、普段のコンビネーションでってこともあったんでしょうけど・・ 普通はあんなことあんまり無いですよ! 反対する意見もあったとかー だから、この地域だけで代表選考に参加したいと言い出すってのはなぁー なんか 反旗を翻すってわけじゃぁないけど・・ うちも大阪府の協会の下部組織みたいなもんなんでねー 苦しいですよー」
「確かに 根来コーチは試合の後 そんな風なこと言ってたなぁー 反対もあったけど、押し切ったって」
「それとね おそらく、来年は君達主力はA代表になるでしょ この地域の代表を表明するならば 来年だけって訳にはいかないんですよー その次も 次も 続けられるんでしょうか?」
「うー そんなんはわからへんヤン・・・ 新入生の・・」
「だから どうでしょうか まだ 時期早々なんじゃぁないですか? 少なくとも、数年は頑張ってもらって、実績を重ねてからってことでー ただ この前の結果もあるので、来年もA代表のチームは 根来さんも協会の他の人も頭に入れていると思いますよ おそらく、あの時のメンバーで行くでしょう」
「う〜ん 現状 しょうがないかー」と、私も璃々も半分納得していた。
「でもね この前でも 充分に桜中をアピールして下さったことには、感謝してるんですよ この地域を大いに盛り上げてくださいました。君達の学校愛もわかりましたから 今後も、協力出来るとこは積極的に協力させてもらいます まだ、検討段階ですが、来年のラグビーの集いでも 対外試合でと ご協力いただければ」
と、結局 言い含められたようで帰ってきたのだ。
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