第92話 霧に潜む悪意
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解!」
エステルはシェラザードさんから情報を貰い魔獣に突っ込んでいった。
「ゴガァァァッ!!」
魔獣は雄たけびを上げてエステルに殴りかかる、エステルはそれを回避してみぞうちにスタッフを打ち込んだ。
怯んだ隙に俺は跳躍して唐竹割りを放つ、ジャイアントフットの右腕を切断した。
「プラズマウェイブ!」
別のジャイアントフットが俺に攻撃をしようとしたがシェラザードさんの放った雷撃を回避しようと後退した。
「ラ・フォルテ!」
オリビエさんの補助魔法が俺とエステルの攻撃力を上げる。
「グルァァァッ!」
「ゴガァァァッ!」
「エステル、行くぞ!」
「任せて!」
2体同時に襲い掛かってきたのでエステルと協力して奴らの攻撃が当たる瞬間に武器を振るって攻撃を弾き無効化した。
「やあっ!金剛撃!」
「破甲拳!」
そして大勢を崩した奴らに強力な一撃を放って後退させる。
「決めるぞ、エステル!」
「コンビクラフト!『怒涛裂波』!!」
俺とエステルが太刀とスタッフで怒涛の突きを放ちとどめに全力の一撃をぶつけて2体のジャイアントフットを倒してセピスに変えた。
「ガァァァッ!」
「遅いわよ」
「ゴガッ!?」
「そこだ!」
「ガァァァッ!?」
シェラザードさんを叩き潰そうとした片腕のジャイアントフットは残っていた左腕を鞭で絡み取られて動きを封じられる。
直に鞭を振りほどこうとするが両目にオリビエさんの放った銃弾が突き刺さり尻もちを付いた。
「オリビエ、決めるわよ!」
「ふふっ、美しい旋律を奏でようじゃないか」
オリビエさんの放った魔法弾がシェラザードさんの鞭に当たり雷が纏われた。それを勢いよく振るうと雷が蛇の形になりジャイアントフットに絡みつく。
「さあ、雷の薔薇を咲かせたまえ」
「コンビクラフト!『サンダーローズウィップ』!!」
そして雷が薔薇の形になりジャイアントフットを飲み込んだ。雷の薔薇が消えるとそこにはセピスが落ちていた。
「やったわね、上手くいったわ!」
「ああ、日ごろの鍛錬の成果だな」
エステルとハイタッチをしながら勝利を喜ぶ。
「襲われていた人は大丈夫かしら?貴方、怪我はない……ってあら?」
「助けてくれてありがとうございます……ってシェラザードさん!?それにエステルも!」
「ティオじゃない!久しぶりね!」
襲われていた人にシェラザードさんが声をかけるが顔を見て驚いた様子を見せる。そしてその人もシェラザードさんとエステルを見て驚いていた。
そして名前を呼ばれたエス
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