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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「いい? もと居るメンバーは、あなた達を敵対の眼で見て来るわよ 新参者だし、誰かを蹴落として来たんだしね でも そんなことに気遅れしちゃぁダメよ 実力を示すのよ! そーしたら、対応が変わってくるからネ 朝陽はひとりなんだけどウチ等が居るから大丈夫だと思う」と、招集の前の日に桜子先輩が、今回呼ばれたみんなを集めて言ってくれていた。
招集場所は、大阪市内の私立西の丸学院の校舎のある場所から少し離れたところにある総合グラウンドなのだ。集まって、自己紹介の時には、元メンバーと思われる人は和やかだったけど、確かに、私達の時には鋭い視線を私は感じていた。だけど、その中には、繭子、充ちると彩も居たのだ。この学校の生徒が2人居て、他に市内数校の中学校から数人ずつが居た。監督、コーチ陣の中には、何時だったかコナモンレディースとの試合の時のレフリーの人も居た。ここの学校の女子ラグビー部の
根来
(
ねごろ
)
監督。そして、その学校は、桜子・美玖先輩が進むと言っていたとこなのだ。
そのせいか、練習では、フォワードに彩、美鈴、栞奈を、バックスに私、泉希、璃々、鈴花と組ませてきたのだ。殆ど、いつもの布陣だった。相手には、比較的ごっつい人が立って居た。根来コーチからは、最初は君達の自由にやってみなさいと、言われていた。璃々の浅いキックから始まって、栞奈がタックルにいって掴まえたところに彩も被さっていって、ノックオンを誘っていた。最初のスクラムで私は、泉希に璃々に渡ったところで、璃々が突っ込んでフォローしていた泉希にリターンパスを、泉希が流れ気味に走って、そして、タックルされながらバックアップしていた私にオフロードパスで繋いで、私は相手のウィングを目指して、引き付けておいて鈴花に繋いだ。あっさりとトライを奪っていたのだ。その後も、私達のコンビネーションプレーを続けていて、フォワードの3人もバックアップしてゲインラインを突破していて、比較的相手を圧倒していたのだ。
途中、相手チームはメンバー交代とか、いろいろと指導を受けて居たのだけれど、私達には、ただ一度だけ、私に
「もう少し、相手をひきつけてからパスをしてみてください。その方がスタンド、センターに余裕が生まれると思いますよ。そのほうが、彼女達はいろんなことを仕掛けられるでしょ?。 それに、フォワードもバックアップに時間的に楽になるはずですよ 君だってセンターにつくよりウィングをフォローアップしたほうが余裕あるだろう」と、言葉は丁寧だった。その後、それを実践してみたのだが、確かに・・と、思っていた。だけど、スピードが武器の私達には・・・と。
お昼休憩の時は、グラウンドの横っちょのほうで座り込んで、お弁当を食べていて、繭子も充ちるも寄ってきていた。そして、3年生の人からも泉希とか璃々に話掛けられていて、その
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