第13話
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目指す戦士達?」
「無論だ。――――――俺達の目的の為にもその男は殺すよりも生かして捕らえた方が俺達にとっても都合がいい。」
「俺の古巣の仲間の件も含めて、骨の数本――――――いや、数十本は覚悟してもらおうか?」
メルキオルの問いに対して軽く流したランドロスはローガン達に確認し、ランドロスの確認に頷いたローガンはメルキオルを睨み、ガルシアはアイーダ達に視線を向けた後厳しい表情でメルキオルを睨んだ。
「いや〜……”北の猟兵”達はともかく、”六銃士”に加えて”キリングベア”相手は荷が重いかなぁ。”今のところ”利害は被らないんだし、見逃してくれないかなあって――――――」
一方メルキオルは苦笑しながらランドロス達に交戦の意志はない事を告げたが
「調子くれてんじゃねえぞオラアッ!!」
「”北の猟兵”を舐めるなぁっ!!」
「既にテメェの方から俺達に喧嘩を売っているんだよぉっ!!」
ランドロス達は聞く耳を持たず、ランドロス、ローガン、ガルシアは同時にメルキオル目掛けて強襲し、三人の攻撃をメルキオルが回避すると三人の攻撃によってゲネシスが嵌っていた石柱は破壊され、ゲネシスは地面に落ちた。
「……!(”ゲネシス”が……!)」
ゲネシスが地面に落ちたことを確認したアニエスは真剣な表情を浮かべた。
「アハハハハハッ、僕はこれで失礼するよ!”装置”はとうぞご自由に。それじゃあ頑張って切り抜けてねー!」
そしてメルキオルはその場から撤退し
「総員、これより棘のメルキオルの追跡を開始する!」
「了解!!」
「オレ様は”北”の連中と共に奴を追う!お前は、アークライド達と共にかつての古巣の仲間との決着をつけてやれ!」
「おい、何勝手に決めて――――――って、行っちまいやがった……ったく、古巣の連中やあのガイ・バニングスすらも比較にならない程”規格外”過ぎだろ……」
ローガンや北の猟兵達はメルキオルの追跡を開始し、ランドロスはガルシアに指示をした後ローガン達の後を追い、ランドロスの指示に困惑しながら反論しようとしたガルシアだったが既にランドロスはその場から去っていた為、疲れた表情で溜息を吐いた。
「え、えっと……」
「いいからほっとけ!―――――それよりこっちだ……!」
状況の変化に困惑しているアニエスに指摘したヴァンは屍鬼と化した部下達と融合して異形の屍鬼となったアイーダ――――――”渇きし火喰鳥”アイーダ=グーラを睨んだ。
「ウ……ア……………ふぇ、り……………」
「アイーダ………」
「アイーダ、さん……?」
変わり果てた姿の屍鬼アイーダの姿を目にしたガルシアは複雑そうな
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