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オズのヘンリーおじさん
第四幕その八

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「学校の給食では牛乳はです」
「絶対にあるのか」
「そうなっているの」
「栄養が凄くあるので」
 だからだというのです。
「日本の学校の給食ではです」
「絶対に出てか」
「飲むのね」
「そうします」
「わし等も牛乳は好きだが」
 それでもと言うおじさんでした。
「カンサスにいた時はな」
「いつも飲めるかっていうとね」 
 おばさんも言います。
「私達牧場は持ってなくて」
「牛はいなかったからな」
「牛乳もな」
「いつも飲める訳じゃなかったわ」
「今は何時でも飲めるからね」
 ハンクもそれはと言います。
「安心してね」
「ああ、村にも牧場があって」
「乳牛も沢山いてね」
「お店でもあってな」
「好きなだけ飲めるわね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「だから何時でも飲んでね」
「それにチーズやヨーグルト、バターもな」
「何時でも出に入ってお店でも貰えるし」
「オズの国ではお金がなくて」
「好きなだけ貰えるし」
「いいな」
「幸せね」
 お二人でお話します、そしてです。
 おじさんは牛乳を飲んで、です。また言いました。
「カレーと牛乳が合うな」
「物凄くね」
 おばさんも言います。
「こんなに合うなんて」
「思わなかったな」
「わしも好きでな」
 キャプテンも言ってきました。
「よくカレーを食べて」
「そしてか」
「牛乳も飲んでいるの」
「そうしているんだよ」
 お二人に親し気にお話しました。
「カレーには欠かせないよ」
「そうか、それじゃあな」
「私達もこれからね」
「そうしてね、それでね」 
 オロシーがまた言ってきました。
「デザートもね」
「あるのか」
「出してくれるの」
「そのデザートはね」
 それはといいますと。
「マンゴーとかパイナップルとかね」
「甘酸っぱいものか」
「そうしたものなのね」
「ネーブルやキーウィも出すから」
 こうしたものもというのです。
「そちらもね」
「ああ、楽しみだ」
「本当にね」
「どれも美味しいな」
「そうよね」
「オズの国にないものはなくて」
 それでというのです。
「果物だってね」
「色々あるな」
「数えきれないだけね」
「それで出すから、それを食べたら」
 デザートをというのです。
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