第四話 恐竜と剣士その十一
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「ここはトッキュウジャー達と合流すべきだ」
「そうです、ではです」
「今は戦わないということでな」
「俺はやってもよかったけれどな」
それでもとだ、伊賀崎も言った。
「ここはそうすべきか」
「そうよ、やっぱり今はね」
「トッキュウジャーと合流か」
「そうすることが第一の目的だからね」
風花は兄に話した。
「ここはね」
「行くか」
「そういうことでな、まあ次に会う時は戦うかもな」
ゼットは今も楽しそうだった、そのうえでの言葉だった。
「その時は宜しくな」
「ああ、その時はな」
「そしてだ」
さらに言うのだった。
「トッキュウジャーの連中に宜しく言っておいてくれ」
「何てだ?」
「今度はこっちも賑やかになりそうだからな」
言いながらデーボス軍の面々やインサーンを見て話した。
「ちょっとこいつ等とも話をしてな」
「手を結ぶのか」
「そうすると楽しそうだからな」
それでというのだ。
「キラキラするものがありそうだしな」
「あるか?」
伊賀崎はゼットの今の言葉には腕を組んで首を捻った。
「キラキラって光だよな」
「何かそんな気がするからな」
「それでか」
「一緒にいるか」
共闘するというのだ。
「こいつ等と」
「陛下がそう言われるなら」
「我等はついていきます」
ネロとモルクはゼットに従った。
「そうしますぞ」
「何処までもついていきます」
「私もそんな気がします」
グリッタも言ってきた。
「ゼット様はザンギャックの人達と一緒にいて」
「同盟を結んでか」
「大きなものを手に入れられます」
「キラキラをか」
「そうだと」
「手前等がそう言うなら余計にいな」
ゼットはグリッタにも言われて笑顔で述べた。
「それならな」
「はい、これよりですね」
「ザンギャックのところに行くか」
「我等も一緒に行かせてもらおう」
カオスも言ってきた。
「これよりな」
「ええ、人が多い方が楽しいので」
インサーンはカオスにも応えた。
「それでは」
「うむ、ではニンニンジャーの諸君また会おう」
「またな」
カオスにゼットも言ってだった。
彼等はインサーンに案内されその場を後にした、青tに残ったのはニンニンジャーの六人であったが。
ゼット達が去るとだ、百地はあらためて言った。
「ではこれから」
「トッキュウジャーの方に行こうな」
「そうしましょう」
「戦わずに済んでよかったか」
「あくまであちらの事情でしたが」
「俺達も変に意地張らなかったしな」
伊賀崎は百地に応えて述べた。
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