第四話 恐竜と剣士その八
[8]前話 [2]次話
「今後の収集もだ」
「行うか」
「これからはな」
こうした話をした、そしてだった。
キョウリュウジャーの面々は集まって話をする準備の為に今は自分達の場所に戻った。残ったのはニンニンジャーの面々だったが。
風花がだ、残った中で言った。
「牙鬼軍団のことだけれど」
「ああ、絶対に生き返ってるよな」
「そうよね、それで生き返っているのは」
兄に応えて言うのだった。
「蛾眉雷蔵に」
「あと晦正影にな」
「有明の方と」
「牙鬼萬月か」
「それ位かしらね」
「九右衛門が成仏したからな」
それで彼の復活はないというのだ。
「それでな」
「後はね」
「その連中だな」
「多分ね」
「そうでしょうね」
百地もその顔触れで納得した。
「復活しているとすれば」
「やっぱりこの面子だよな」
「他の幹部は考えられません」
こう伊賀崎に答えた。
「私も」
「そうだよな」
「そしてです」
さらに言うのだった。
「他の組織となりますが」
「他の組織も色々あるよな」
「シャドーラインもそうですね」
「ああ、あいつ等もな」
その彼等もというのだ。
「いるだろうな」
「そうですね」
「その他にはな」
さらに言うのだった。
「これまで出て来た組織か」
「はい、トリンさん達がお話してくれた」
「デーボス軍とかデスガリアンとかか」
「そうした組織になりますね」
「とりあえずわかっているのはそれだけかな」
松尾は腕を組んで述べた。
「シャドーラインは復活しているかわからないけれど」
「あの組織は皇帝が健在だ」
加藤がこのことを指摘した。
「だからな」
「あっ、それじゃあ」
「その気になればだ」
その時はというのだ。
「シャドーラインはだ」
「何時でも出て来て」
「そして他の組織と手を組める」
「そうなったら大変だね」
「ああ、そうだよ」
伊賀崎父も言われてはっとした。
「そうなったらまた厄介だよ」
「皇帝ゼットは滅茶苦茶強いですしね」
タキガワはこのことを話した。
「そうですから」
「他の組織と共闘されると」
「厄介でやんすね」
「だからね」
伊賀崎父はタキガワに話した。
「ここはね」
「ええ、すぐにですね」
「トッキュウジャーの皆に話そう」
「それがいいですね」
「うん、皆はどう思うかな」
伊賀崎父はニンニンジャーの他の面々に尋ねた。
「それでいこうと思うけれど」
「すぐに行かないとな」
「そうよね」
子供達が答えた。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ