暁 〜小説投稿サイト〜
オズのヘンリーおじさん
第四幕その六

[8]前話 [2]次話
「食べればいいよ」
「そうなんだな」
「トトがそう言うなら」
「そうだよ、それに」
 それにというのでした。
「他のお料理だってね」
「ええ、カツカレーをメインにして」
 ドロシーも言いました。
「今晩はね」
「他のものも出すね」
「サラダに」
 それにというのです。
「他にも何かね」
「出すんだね」
「そうね」
 少し考えて言うドロシーでした。
「カレーに合う様な」
「薬味みたいな感じで」
「お野菜を出して」 
 そしてというのです。
「飲みものもね」
「出すね」
「デザートも」
 こちらもというのです。
「素敵なものをね」
「出してだね」
「楽しんでもらうわ」 
 お二人を見て言いました。
「是非ね」
「うん、それじゃあ」
「今晩はそうするから」
 こう言うのでした。
「楽しみにしていてね」
「一体どんなカレーか」
「楽しみね」
「お野菜もなんてな」
「私達カレーはカレーライスだけで」
 それでというのです。
「他のものはね」
「食べないな」
「ええ、ビーフカレーでね」
「それをご飯にかけて食べるだけだな」
「それもいいけれどね」
 それでもと言うトトでした。
「他にもね」
「いい食べ方があってか」
「色々なカレーがあるんだね」
「そうなんだ」
 お二人にお話します。
「まずはカツカレーを食べて」
「そしてか」
「他のものもなのね」
「食べようね」
 こうしたお話をしてでした。
 一行は日が落ちることまで黄色い煉瓦の道を歩いてです。
 テントを出してから晩ご飯となりましたが。
「へえ、これがカツカレーか」
「こうした食べものなのね」
 お二人はそのカツカレー、お皿の上のご飯の上に数切れのに切ったカツを置いてカレールーをかけたお料理を見て驚きの声をあげました。
「こんな食べものあるのね」
「これは美味しそうだな」
「それにね」
「ああ、カレーだけじゃなくてな」
 おじさんはおばさんに言いました。
「サラダに茹で卵」
「福神漬けやラッキョもあるわね」
「牛乳もあってな」
「豪勢ね」
「こうした食べ方もあるの」
 お料理を全て出したドロシーが答えます。
「カレーにはね」
「サラダや茹で卵を出してか」
「福神漬けとかも食べるのね」
「それで一緒に牛乳を飲む」
「そうするのね」
「そう、それでカレーもね」
 こちらのお話もするのでした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ