第一章
[2]次話
犬も定期健診
カレンダーの日付を見てだ、ふわりの家族であり一家の息子でラーメン屋で働いている洋介は母の百合子に言った。
「またそそろろ動物病院行かないとな」
「ふわりを連れて行くのね」
「ああ、そうだよな」
「そうね、またね」
「今年も行かないとな」
「それでね」
百合子は息子に言った。
「健康診断をね」
「してもらわないとな」
「今年もね」
「ああ、しかしな」
ここで洋介は母に言った。
「俺達も人間ドッグとか行ってな」
「健康診断してもらってるわね」
「一年に一度はな」
「そうしてるわね」
「それは犬もか」
「そうよ」
母の返事は一言だった。
「やっぱりね」
「忘れたらいけないことか」
「そうよ、健康管理でね」
「そのうちの一つでな」
「年に一回位はね」
それ位のペースでというのだ。
「ふわり、ワンちゃんもよ」
「健康診断しないといけないか」
「猫ちゃんが家族だとね」
「猫もか」
「そうよ、生きものだからね」
そうであるからだというのだ。
「やっぱりね」
「健康診断も必要か」
「定期健診ね」
「それになるな」
「それもね」
どうしてもというのだ。
「やっていくことよ」
「そういうものだな」
「さもないとね」
健康診断を怠ると、というのだ。
「何処が悪いわからないでしょ」
「身体のな」
「それでよ」
そうであるからだというのだ。
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