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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「最初は快勝だったんだけどね、2戦目 神奈川 奴等 タックルしても必ずフォローしてる奴がいるんだよ オフロードパスで・・・つぶしてもつぶしても 次から次とね シューティングゲームだよ あいつ等タックルされても終わりじゃぁないんだよ そこから、直ぐ立ち上がって次に向かうんだ ゾンビだよ メンバー交代もされていたけど、みんなタフなんだよネ 終わってみれば 28-10 完敗だった それにね 福岡代表 すごいんだよ これ本当に中学生かって みんな筋肉隆隆でー ウチはブロック違うんで当たらなかったんだけど 相手してた東京代表なんか タックルしても倒れなくて引きずられたんだよー やっぱり 全国レベルは違うんだよー ウチ等 関西では ダントツって思ってたんだけどネ」
さくらと美玖が全国大会から帰って来て、みんなに話してくれていた。そして、練習が始まると、アドバイスとか指導することが増えていて
「もっと相手を見てからのパスでないと受け取れないじゃぁない」「躊躇してたらダメ! 思い切れヨ!」「相手を倒しても、直ぐに次に行くんだよー もたもたするな! アホかぁー」「すぐに フォローに走れ! ボケナス!」と、お尻を叩いてけしかけたり、ふたりの言葉も荒かったのだ。
シャワーを浴びて、出てきたところで、私が「なぁ ごめんやでー さくら 口元 うっすらとヒゲがはえてきてへん?」
「あっ 手入れするの忘れてた そーやねん この頃なー 男化してきたんかなー」
「ウチなんかなー チチが固とうなってきた気がするネン ずーっと サポーターみたいなブラやろー 成長も止まったんちゃうかなー こらぁー男やでー 秋の大会が終わったら ちょっとはおしゃれせんと 女やってこと忘れそうやわー」と、美玖は私の胸をじーっと見つめながら
「なっ 何なんですかー ウチやって これでも 成長してるんですよー 女同士で も セクハラですからネ!」
「ふっ いいやー まぁ 去年より ちょっとネ」
「あのー でも 荒くなるってわかるんですけどー 言葉づかいも荒くって ウチ等2年はええねんけど 1年はビビッてしもーて・・・」
「あぁー 代表の練習では こんなんやからなー 熱が入ってくると ついなー 美玖 気ぃつけーなー」
「なんやのん さくらのほうやろー でもな みゅん ちょっとは強ぉー言わなあかん時もあるでー 璃々はキャプテンやし、美鈴は優しいから・・・ それは、みゅんと泉希の役目やでー」
「うっ うん そーやねー・・・ でも みゅうみゅんは そーゆうのって苦手やなー 泉希のほうが・・・」
「なにゆうてんねん 男の子には平気でむかっていくヤン ウチにもガーァってきたやんか」と、美玖が
「そらー あん時はごめん でも、あれは・・璃々に・・・」
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