スーパーロボット大戦OGs
0062話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
え。長さや強度はアクセルの念動力次第ですけどね。計算上では、高度な念動力を使う事が可能ならその糸に切断力を持たせる事も可能……な筈よ。例によって念動力を使った武器の前例が少ないから確実な事は言えないけど」
なるほど、いわゆる念動フィールドを使った鋼糸と考えればいいのか。R-1のT-LINKソードのように念動フィールドを剣状にする事も出来るのだから、鋼糸状にする事も可能という訳だ。それに高度な念動力というのも、ブリットを吸収して念動力LVが10になった俺には嬉しい仕様だ。原作で言うと、敵の移動力を減らす特殊武器のスパイダーネットというのがあったが、あれの上位互換と考えて間違い無いだろう。だが、ふと疑問が浮かぶ。
「つまりはこのグレイプニルで敵を動けなくしてから火力の強い機体が一斉放火という狙いだと思うんだが、それはアダマン・ハルパーでも可能じゃないか?」
そう、敵の動きを止めるなら液体金属であるアダマン・ハルパーで十分可能な筈だ。
「それも考えたんだけど、アダマン・ハルパーを敵の拘束に使ったら武器として使えないでしょう?」
なるほど。確かに敵を拘束している状態でアダマン・ハルパーを使用できないというのはちょっときついかもしれないな。
「それと改造結果その2。……とは言っても、今回のメインはあくまでもグレイプニルで、こっちはおまけ程度なのだけど」
続いてモニタに表示されたのはファントムだった。ただし色が以前の青から銀色へと変わっている。これは格納庫へと入ってきた時に気が付いていた事だ。てっきりカラーリングを変更しただけだと思っていたが、どうやら違うらしい。
「ファントムの色が変わっているのはレーザー反射材で表面部分をコーティングしたからよ」
レーザー反射材? それはつまり。
「読んで字の如く、レーザーを反射させる事が可能という事か?」
「ええ、だからファントムのレーザーを他のファントムに反射させて跳弾のように敵の意表を突く事も可能よ」
それなんてリフレクタービット。いや、戦力的には嬉しいんだけどな。
「悪かったな、レモン。助かった」
レモンに礼を言い、早速新武装に慣れる為にシミュレータで練習する事にした。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ