暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「みゅん 泉希中心に突っ込んでいけ、向こうはバックアップも速いからパントは通用しないぞ だけど、タックルされてダメージも大きいはずだ 気遅れしてきてるぞ 全員で押し込め! 朝陽 鈴花と交代 美鈴 沙菜のところに入れ みゅん 鈴花を効果的に使え」と、監督から。

 後半も一進一退のままだったけど、試合時間も無くなってきた時、泉希が突っ込んで倒れながらもオフロードパスでフォローしていた栞奈にボールが渡ったが掴まってしまって、だけど、これが最後と、そのまま皆が集まって押し込んでいて、璃々も参加してきたけど前に進めなくなって、むこうのバックスも参加して来ていたのだ。だけど、私は鈴花にはラックから離れるように合図を送っていた。向こうはラックに集中してバックスの連中も集まってきている。私はボールを抱えている彩に叫んだ。出せーぇーと。このチャンスを私は待っていたのだ。監督も鈴花を使えって言っていた。私から鈴花にパスを送ると、鈴花は数歩飛ぶように下がって相手を交わしてから、いきなり逆サイド斜めにダッシュしていった。何人かが追いかけていたけど、鈴花はゴールラインの隅に飛び込んだのだ。栞奈のゴールキックは外れたけど、5-0で、その後は私達は必死にタックルを繰り返して守り切って、終了のホイッスルが鳴った。

「はぁーい 怪我をした人ぉー 栞奈 みゅん と・・・彩ちゃん こっちに来てー 手当するからね」と、詩織先生が手をあげて叫んでいた。栞奈は膝を彩は手の甲を擦りむいていた。

「みゅうみゅん あんた 又 鼻の頭を・・・ ホッペにも芝生張り付いてるよー でも、こっちは大丈夫みたいね よっぽどグラウンドのことが好きなのね キッスでもしたのからしらー」

「なんなん! せんせー 今度はあんまり 大きいの 嫌やでー」

「そうもいかないわよー 勲章だからー」

 その間にも、スタンドでは学校関係者が校歌を歌ったりして盛り上がっていたのだ。

「よくやったな いいか? 練習の成果だ 達成感あるだろう? 君達は全国レベルでいうと体格では劣っている だけど、勇敢なタックルとスピードでは勝っている これからも、自信を持っていけよ!」と、監督も満足げだった。そして、向こうの確か協会の影山さんだったと思うけど

「今日はありがとうございました いい試合でした ウチ子達も勉強になったと思います 秋に向けて、今日のことを頭に入れて練習しますわー 秋には、きっと大阪選抜として出て来る子達なんですよねー 実は、ウィングは要注意してまして その前にハーフとスタンドオフでつぶせと言っていたんですが 右に左に自由に動かれて うまくいかなかって かなり、センターとウィングの子に差し込まれましたネー そして、ハーフの子 あの時を狙っていましたね 最後はノーマークの子にやられました。いや
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