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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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良いチームですな みんなの結束力がすごい これが単独チームなんだなぁー 本当に、ありがとうございました」と、私の方を見ながら話していたのだが、手を大きく広げながら去って行った。
「なぁ なぁ 朝陽と鈴花のこと 褒めてたんやろー やっぱり すごいんだね」
「そんなことないって みゅんのことも動きまわって やられたっていってたヤン」
「まぁな 前3人がこらえてくれたからな 動けたんやー 相手はあんなに大きいのにー でも、鈴花 すごかったなぁー いったん 下がってから あれで、向こうも迷ったんやでー そしたら、プイッとダッシュってー 向こうもついてこれんかったヤン 」
「うん いつも 朝陽を参考にさせてもらってるから それに、あの時 みゅんの合図 きっと みゅんから来ると思ってたから つもりしてた ウチはノーマークのはずやから」
「あれは 監督からも 指示があったやろー? 効果的にって あのことやー 紅林監督って 名監督やでー」
「みんな ありがとうネ ウチを受け入れてくれて こんな風に試合に出れるなんて、夢のようやー それに、良い試合で勝たせてくれてー 又 土曜日の練習 よろしくネ 大阪選抜 目指してー」と、彩がみんなにお礼を言っていた。
「なんやー 彩が居ったから、相手の突進も止められたんやー こっちこそ ありがとうな 仲間になってくれて」と、璃々も返すと、彩はとびっきりの笑顔になっていた。この子 こんな可愛い笑顔になることもあるんだー 練習に参加してる時はやっぱり幾らか緊張していたんだ と感じていたのだ。
帰る時には、ヨッさんがみんなにジュースを差し入れに来てくれて、私の顔をみるなり
「プッ エジプト展のクレオパトラでっか」と、私はバッグを振り回して追いかけていたのだ。
家に帰ると、まだ、じっちやんもばっちゃんも帰って居なくて、会社の留守番の山本さんだけだって、しばらくすると、二人が帰って来て、ばっちゃんは、あの後、父兄同士で祝杯をあげに行ったんだと言っていた。そして、夕方には、いつもの料理屋さんからちらし寿司に押しずし、お寿司屋さんからも握りずしの桶が届いたのだ。
そのうちに二人が帰って来て、じっちゃんは相当飲んでいるみたいだった。ばっちゃんは私の鼻をしばらく見ていたが、今日は何にも反応しなかった。
「いゃー キャンキャンズは負け知らずだろう? それで、皆がな 実海のことを褒めててな 実海ちゃんはー 実海ちゃんはーって それに、実海ちゃんは自分の倍ほどもある大きな子をズバーァっと飛び込んで倒すんだからー 痛快でしたなぁー みんなも体格に勝る相手を倒すんだからー 勇敢ですなーって ラグビーに夢中になるのもわかるって それで、嬉しくってなー ワシ等が一番年配なので気を使ってたのかも
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