第三話 ヨドンヘイムの戦いその十
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「ただ単にそれだけか」
「そう言われたら」
「そもそも死んだ者達が蘇っている」
長老はこのことも話した。
「ギャングラーにしてもな」
「そう考えると何かあることは間違いないね」
龍井もそれはと応えた。
「今回も。それじゃあ」
「まずは他の戦隊と合流します」
コウは龍井に強い声で言った。
「そうしてきます」
「うん、宜しく頼むよ」
「はい、じゃあ行こう」
コウは仲間達にも顔を向けて告げた、皆無言で頷きそのうえで龍井家を後にした。龍井もうい達も彼等を温かく見送った。
その彼等が到着してだ、オラディンは困った顔で言った。
「こちらから行くつもりだったのだが」
「わざわざ来てもらって恐縮です」
マブシーナも言う。
「まことに」
「よく来てくれました」
マバユイユはリュウソウジャーの面々に挨拶をした。
「ようこそカラットへ」
「はい、それでお話を聞いたのですが」
メルトは真剣な顔で応えて言った。
「大変なことになろうとしていますね」
「うん、ヨドンヘイムやドルイドンだけじゃないんだ」
熱田が答えた。
「他の色々な組織も出て来て」
「合流してだな」
「物凄い同盟を結ぼうとしているんだ」
「そうなっているだけで大変よ」
アスナはどうにもという顔で述べた。
「本当にね」
「しかもそうなるからには何か理由があると長老が言われていた」
トウはこのことを話した。
「死んだ連中が復活していることも気になる」
「誰かが復活させているな」
押切は即座に言った。
「そうでないとおかしいな」
「自然に復活するなんてことがあるか」
バンバは次の言葉で結論を述べた。
「それはもうだ」
「有り得ないわね」
速見が応えた。
「絶対に」
「ああ、本当に何かあるだろ」
カナロも言った。
「今回のこともな」
「色々考えることがあるけれどな」
射田は腕を組み考える顔で述べた。
「まずは俺達がどうするかだな」
「そうだ、敵は多く強い」
コウは射田に応えて言った。
「それならだ」
「一緒に戦おうか」
「そうしよう」
「もうそのことは結論が出ているわね」
大治の言葉にぶれは全くなかった。
「一緒に戦いましょう」
「ああ、宜しく頼む」
カナロは是非にと返した。
「そちらからの申し出喜んで受けさせてもらう」
「よし、俺達はこれから仲間だな」
レオはカナロの今の言葉に笑顔で応えた。
「皆でやっていこうな」
「ええ、これでまた頼りになる人達が仲間になってくれたわ」
アムも笑顔で言う。
「有り難いわ」
「そうだな、しかし本当に気になるな」
「どうして色々な組織の連中が復活しているのかしらね」
セラも疑問符を出していた、言葉の調子にも
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