暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜黒き守護者〜
今日は厄日だ。
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「―――!?」

 目を覚ますと、そこは俺が知る天井だった。どうやら自室らしい。

(………あれ? 俺、さっきまで外にいたんじゃ………?)

 どうやら記憶が混乱しているらしく、まだ本調子ではなかった。

(それに、さっきのは………ディアンルグだよな―――!!)

 また頭痛が響いたかと思いきや、今度は鮮明になってきた。ディアンルグのことが頭にあるのを考えると、どうやら記憶を取り戻したらしい。
 汗を掻いていたのでシャワーを浴びるために用意をしていると、

「―――大丈夫か!?」

 いきなり一夏、篠ノ之、オルコットが部屋に入ってきた。

 そう言って俺はシャワールームに入り、汗を流してから外に出た。

「―――んで、何で俺の部屋に入ってきたんだ? そりゃ、部屋の鍵を締めてなかった俺も悪いが―――次は命を奪うから」
「あー、いや、スマン。お前が倒れたって聞いたからさ」
「まぁいいけど。それで、試合はどうしたんだ?」
「ああ。なんとか優勝したぞ」

 そりゃそうだ。俺があんなに頑張ったのに負けたと言ったら―――シメていたところだ。

「そりゃよかった」
「そういえば、鈴に勝ったらあの意味を教えてもらう約束していたんだ。悪いちょっと行ってくる」

 そう言ってどこかに行ってしまった。
 後日談だが、凰を追いかける一夏を見たクラスメイトが調査をして一夏が告白を勘違いしていたことを知ると袋叩きにしたらしい。
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