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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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書いたダンボールを掲げていた。

 だけど、グラウンドに現れた相手を見て もっと驚いたのだ。赤紫のジャージにパンツは黒でみんな身体がごっつい人ばっかりで圧倒されていた。さすが、京都選抜チームなんだけど、これで、同じ1年2年生なのだろうか。私なんかぶつかったら、ぶっとばされそう

「いいか? どんなにでっかい相手でも確実に膝に飛び込めば倒せるんだからな 気遅れするなよ ひとりで駄目だっらふたりがかりでやれ! 向こうのコーチはウチを見ているから、それなりに指示を与えているだろうけど 選手はウチの体格の差を見て舐めてかかって来るだろう だけど、タックルで最初からダメージを与えてヤレッ! ちゃんと練習してきたことを思い起こせ ひとりひとりが責任を果たすんだ きっと 勝てるからな! よーし お互い 仲間を信じて思いっきりやってこい!」と、監督の言葉を信じて試合は始まった。

 私達は開始早々から強烈なタックルを繰り返し、練習を強化してきたようにバックアップも忠実にして向こうの攻撃を防いでいて、だけど、攻撃の時は、璃々とか朝陽にボールが渡っても、相手が二人がかりで倒しに来ていて、突破も出来ないでいた。ふたりは完全にマークされていて、試合はセンターライン中心に攻めたり、攻められたりしていたが、前半は0-0のまま終えていた。

  ハーフタイムの時には、璃々も朝陽も相当ダメージを受けて居るみたいで、朝陽は唇の横から血が滲み出ていた。

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