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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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「今度の日曜の試合 1番美鈴 2番沙菜 3番栞奈でいくぞ さくらも美玖も抜けるけど、頑張って行こう ある程度は、バックス主体でな」と、紅林監督が
「あっ そうか 二人とも 全国大会控えてるもんなー ウチ等も頑張るよ」と、璃々も頷いていた。
「それと、京都代表とは 次の日曜に決まった。市のグラウンドでな ただ、協会の人がこの地域の選抜チームということにして欲しいって言った来たんだ。一応、市のグラウンドも選抜チーム同士の強化試合という形で、費用も協会が負担するらしい。・・・それで、金剛彩をメンバーに加えて欲しいって・・・どうだろう? みんな」
「えぇー 彩は悪うないけどなぁー キャンキャンズであかんのかー?」と、私は、少し不満だった。
「でも それも キャンキャンズの全国への 一歩と考えたらええんちゃう? ウチ等二人にも 桜中を少しでも知らしめてくれたらって、みんな勧めたんかー」と、さくらが進言してきた。
「そーだよ どっちみち 秋もキャンキャンズでは アカンねんから 一緒よ それに、彩も仲間みたいなもんやー」と、璃々の一言で決まった。
次の日、璃々から彩にその旨を伝えると、飛び上がるように喜んでいたのだ。その日から、紅林監督が練習で厳しいことを言ってきた。
練習は最初ジョギングから始めるのだけど、2周の後、グラウンドの端から端まで、ひざを抱えてかがんだ後、ジャンプして5歩走って、又、かがんでジャンプして進めと、その後、柔軟体操して、腹筋と・・全力ダッシュを3往復と。練習も3人ずつがタックルして、他の者が蹴ったボールを追いかけるのだ。ラインパスの練習よりもそーいった練習に時間を割いていた。そして、練習の終わりにも、かがんでジャンプ走ってをグラウンド1周 やるのだ。途中でくたばる者も居た。終わると、みんながグラウンドにへたり込んでいたのだ。
「急に 練習きつ〜うなってきたやんかー 身体 ガタガタやー 辛いわぁー」「そうやー ウチも もう ついていかれへんわー」と、1年生達も言い出していた。確かに、私達2年生でも辛いのだ。さすがに、3年の二人は平気な顔をしていたが、でも、きっと、きついはずだ。
私は、たっ君と、あんなことがあったけど、逆にスッキリして、練習にも打ち込めていたのだ。絶対にウチ等の実力を見せてやると喰いしばっていた。
試合前になって、1年生達が話したいことがある美鈴と璃々を呼んでいた。どうも、練習についてのことらしい。帰る時、私と泉希が璃々にそのことを問い詰めると
「う〜ん あの子等ね 練習が厳しくて、辛いんだって このままじゃぁ続けられないって言ってきたのよ」
「そんなん ウチ等やって辛いヤン でも なにーくそーって思うから・・」
「でもね 体力的な違いもあるからね
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