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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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ウチは 今まで、みんな よく 付いてきてくれたと思ってるって言ったよー タックルの練習だって文句も言わないでこなしてきたし・・・ 美鈴と鈴花のことも引き合いに出して、この二人は後から入ってきたのだけど、追いつこうと二人で頑張ったんだよ きっと、辞めようと思ったこともあると思う だけど、人一倍喰いしばってきたんだよ もちろん、他のメンバーも努力してきたんだよ 何でかわかる? 一つは、みんなラグビーが好きなの もう一つは全国に行くって目標があるの 頑張れば全国って近いんだよ 女子ラグビーはね 特に、中学生はネ! ウチ等 2年生は絶対に全国に行く 3年生の二人だって 現実になってるじゃぁない その後を引き継ぐのはあんた等だよ だから、みんなで励まし合って、頑張ろうよー 今が、頑張り時だよ ウチ等だって、今の練習はきついんだよ だけど、監督も無茶言い出したんじゃぁないと思うの きっと、考えがあってのことだからー って言い聞かせたの わかってくれたと思うよ」

「ふ〜ん 璃々って すごいネ 優等生的対応! さすが キャプテン」

「ふふっ あの子達 言ってたよ 私達はみゅん先輩みたいに 脚にバネも付いていないし、タフだし、あんな野生児みたいじゃぁないですから 一緒にされても 無理ですって」

「なっ 野生児ってなによー あいつらぁー こんな可愛い娘に向かってぇー」

「あーそれっ あたってるぅー」と、泉希もからかってきていた。

 そして、試合の当日、午前中は学校で軽く練習をして、向かう前、紅林先生はみんなに

「どうして練習内容を代えてきたか わかるか?」

「そらぁー 体力強化なんちゃう?」と、私が言うと

「まぁ そーなんだけど さくらは?」

「うち等は バックアップが遅いからです それを補うためにあの練習を・・」

「そうだ 前の防御 タックルは完璧なんだが、デイフェンスラインの後ろにキックで攻められると、璃々と朝陽に任せっきりで、フォローアップも遅い 特に、フォワードの後ろなんかを攻められると簡単に突破されてしまう だから、身体が直ぐに対応できるような練習をさせてきたつもりだ まだ、数日だけど、今日の試合は、そのことを頭入れてやれ! 向こうは、リベンヂって言ってきてるんだ その作戦でくるはずだからな 絶対に、みんなでカバーして 0点に抑えるんだぞ 次の京都戦の為にもな!」監督の言葉は、今までに無いほど激しかったのだ。

 その日の試合は、ラインに回したボールを朝陽が抜けて、後ろについていた私がリターンをもらってのトライから始まって、前半は19-0。向こうのキック攻撃もフォワード陣、私と泉希がバックアップして防ぎ切っていたのだ。そして、後半には、突っ込んで行った璃々にフォローしていた栞奈から沙菜へと・・・沙菜の初ト
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