第171話
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「どんなメニューだ!?」
「内容はまず学園と全ての学区を走り、それを終わってからここに書かれているメニューをやる。
これだけで根性はかなり磨かれる。
俺が言うんだ間違いない。」
嘘くさい発言だが、それを削板はあっさり信用する。
「スタートはここからだ。
そうだな、レースのように競争しようか。
そうすれば、根性が試されるだろう。」
「いいな、最高に良いぞ!!」
「それじゃあ、よ〜い。
スタートだ。」
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
根性フルパワーぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
凄まじい速度で走って行く削板。
ちなみに麻生は一歩も動いていない。
走って行く削板を見て、紙とペンを創り、文字を書いて、その場にナイフで張り付けておく。
内容はこうだ。
『お前より早く着いて、メニューを終わらせた。
俺はもっと根性を鍛えるために、この場を離れる。
削板も自分の根性を磨いてくれ。』
如何にも削板が読んだら感動しそうな言葉を書いて、さっさとマンションに戻どる。
帰りながら麻生は思った。
(あいつに関わるのは二度と止めよう。)
そう心に誓うのだった。
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