第一章
[2]次話
算盤もプロになると
小学六年生の奥名茂美は算盤塾に通っている、努力家でしかも元々才能があったので塾の六年生では一番である。
黒髪をツインテールにしていて気の強そうな顔立ちである、小柄で胸がそろそろ目立ちだしている。
その彼女はだ、よく同じ算盤塾に通っているクラスメイトでもある加藤苺大人しい顔立ちで茶色がかった髪の毛をボブにしている彼女に言っていた。
「将来は算盤のプロになるわ」
「算盤の先生?」
「そう、先生になってね」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「プロになるのね」
「だからね」
それでというのだ。
「私これからも算盤頑張るわ」
「凄いね、じゃあこれからも」
「努力していくわ」
こう言って実際にだった。
茂美は算盤の努力をしていってだった。
中学でも高校でも続けた、そして大学になっても続け就職してからもだ。
「へえ、今もなの」
「そう、お仕事の時にね」
同窓会でOLになっている苺に話した、そう言う茂美もOLになっている。
「算盤使ってるわ」
「そうなのね」
「それで実はプロにもね」
「なってるの」
「先生にもね」
「なれるのね」
「だから今はOLだけれど」
こちらの仕事だがというのだ。
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