暁 〜小説投稿サイト〜
わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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うなことを、この男は・・・

 家に戻ると、おばあさんが 越前そばだよと おろし大根を乗せたもの 辛み大根だそうだ 私には、辛いと思ったけど、花火の最中は暑かったから、丁度いいのど越しで美味しかった。その夜は寝る時も暑くって、私が

「ねぇ この仕切りの襖 開けて良い? その方が、涼しいでー むこうは二人やんかー みゅうみゅんはあっち 行くよー」

「えぇー そんなん・・・」と、璃々もすみれも・・・

「ええヤン あいつ等 悪いことなんか せーへんよ」と、私が襖を開け始めると

「もぉー みゅんは野生児なんやから 好きにさせときー」と、泉希はいつものように呆れていたが、布団を動かす私を見て、驚いていたのは、男の子達だった。それでも、私は平気で横に布団を動かしていたのだ。

 次の日の朝は、泉希が台所に立つのを見た後、私は、璃々を伴って、浜辺に向かった。璃々とも、昨日 誘って打ち合わせしていたのだ。目的は、生まれたまんまの姿で泳ぐこと。人の居ないのを確かめて、服を脱いで沖に向かっていた。だけど、途中で璃々がなんか不安と言い出したので、ショーツだけを着けて泳いでいて、璃々も楽しそうに、ふたりではしゃいでいたのだ。

 戻ってくると、泉希が玄関で仁王立ちしていて

「ふたりとも どこに行ってたの? 髪の毛も濡れてるねぇー」

「うー 泳ぎに・・・」と、二人してうなだれていた。

「あっ そう 水着は干したまんまなんだけどなぁー」

「でも・・・ 下はちゃんと穿いてたよ 魚が入るといけないと思ったからー」

「ここの魚はみゅんのあそこに潜り込むような 変態じゃぁありません あのねー ここはみゅんの育った島じゃぁ無いのよ! 今年は、もう、みゅんも大人の女なのよ 誰かに見られて、通報されたら 全国の新聞に載って・・・ そんなことで桜中が知られて・・・そんなんになったら 校長先生にもみんなに迷惑かけるの! わかってんの!」

「だってー 気持ち 良いんだものー 自然に溶け込んだ感じ・・・あっ ごめんなさい」

「璃々も! この子は 時々 ウチ等には 考えられへんことしだすんやー まだ 子供 抜けきれへんからな!」

「泉希 ごめん ウチも楽しいだろうなって 思ったから でも、初めて あんなの 気持ち良かったぁー」

「当り前ヤン あんなこと普通 誰もやらへんでー もう ええよー 朝ご飯 出来てるでー 食べよー」

 と、道弘はそのことを聞いて「なんだー 俺も行ったのによー」と、無邪気にはしゃいでいて、私は ふぐの味醂干しというのを、少し落ち込みながらかじりながら なによー 去年は泉希もすみれも付き合ってくれたヤン・・・と、思いながらー

 その日は、朝、少し泳いで、おばぁさんにお礼を言って、バスに乗り
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