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夢幻水滸伝
第三百三十五話 ソルトレークシチー攻防戦その十

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「そやねんな」
「そやな、ただ強いだけやないな」
 スタインベックもそれはと応えた。
「ちゃんとな」
「政もわかっててな」
「出来るな」
「そんな人やな」
「それにヘミングウェーさん達も」
 スタインベックは仲間になった彼等の話もした。
「わかってるし」
「それやとな」
「ちゃんとやっていけるな
「そやな」
「起きた世界と変わらへんので」
 それでとだ、ミニーも言った。言いつつ焼いたソーセージを口に入れる。かなり大きなものをそうした。
「有り難いです」
「私達は私達ですから」
 ヘミングウェーはビールを飲みつつ真面目な声で答えた。
「起きた世界でもこっちの世界でも」
「そやからですね」
「変わらへんです」
「その行いも」
「公の場とプライベートで態度も変えませんし」
「エカテリーナさん達みたいに」
「そうしたことはせえへんので」
 だからだというのだ。
「起きた世界とです」
「こっちの世界でもですね」
「同じです」 
 行いはというのだ。
「そうですさかい」
「だからですね」
「はい、政もです」
「起きた世界のお考えに基づいて」
「こっちの世界の状況を見まして」
 そうしてというのだ。
「やっていってます」
「そういうことですね」
「はい」
 まさにとだ、ヘミングウェーは答えた。
「そやから環境についてもです」
「確かに考えて」
「見極めて」
「やっていってますか」
「そうしています」
「そうですか」
「環境に興味ないってことは」
 そうしたことはというと。
「やっぱりです」
「あきませんね」
「ある程度でも」
 人によって関心の対象そして度合いが違うことも考慮して話した。
「興味があるので」
「そこからですね」
「やっていってます」
「そうですか」
「はい、そして」
 さらに話すのだった。
「お水も土もです」
「奇麗なままである様にしていくで」
 エリカも言ってきた。
「ちゃんとな」
「汚水処理とかもやな」
「ちゃんと考えてな」
 スタインベックに対して答えた。
「そのうえでや」
「やっていくな」
「そうしたこともな」
「しっかりとやな」
「奇麗な山に川に平原に」
 エリカはさらに話した。
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