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ドリトル先生と不思議な自衛官
第二幕その十

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「いざという時はしっかりやってくれるんだ」
「厳しい決まりがあって」
「それを守っているから」
「だからだね」
「そうだよ、比較してみたら」
 ここで、です。先生は。
 どうにもというお顔になりました、そうしてそのうえで皆に対して口調もそうしたものになってお話しました。
「わかるかな、沖縄の基地の前の」
「ああ、あの人達だね」
「基地反対とか言っている」
「そこに住み込んでまでしている」
「テントまで張ってね」
「もうやりたい放題だね」
 その人達はというのです。
「文字通りに」
「酷かったね」
「もう法律も何もないね」
「近寄った人襲おうとするし」
「喚き散らして勝手におトイレまでして」
「不潔そうだったしね」
「あの人達は自衛隊も嫌いだけれど」 
 そうでもあってというのです。
「ああだよ」
「平和平和とか言って」
「暴れ回って他の人の意見聞かないで」
「やりたい放題で」
「決まりも何もないね」
「どちらが立派かわかるね」
 先生は皆に言いました。
「自衛隊そして昔の日本軍と」
「一目瞭然だね」
「文明と野蛮の違いよ」
「清潔と不潔の」
「理性と暴力の」
「法律と無法ね」
「ああなったらおしまいだよ」
 先生はあの人達についてこうも言いました。
「本当にね」
「全くだね」
「そう言っていいわ」
「あんな風になったら」
「おしまいよ」
「そうだね、あの人達は災害の時何をするのか」
 基地の前にいる人達がというのです。
「一体」
「何もしないね」
「絶対に」
「ボランティア活動すらね」
「というか救助活動する自衛隊の人達に抗議しそうだね」
「来るなとか言って」
「実際にそう言った人達もいたよ」
 自衛隊の人達が救助活動をしているとそこに来て来るなとか抗議活動をしていた人達がというのです。
「これがね」
「一体何を考えてるのかな」
「どんな思考回路してるのかしら」
「先生前に災害起こっても自衛隊いらないって言った人のお話したけれど」
「そうした人達ね」
「うん、もう何があってもね」
 それこそというのです。
「わからなくてね」
「それでだね」
「そんなことするんだね」
「というかその自衛隊いらないっていった人も」
「先生前に言ったけれど」
「沖縄の基地の前にいるかもね」
「いてもおかしくないね」
 先生も否定しませんでした。
「もうね」
「そうだよね」
「いや、とんでもない人だね」
「そうなるとね」
「本当におしまいだね」
「幸いあんな人達は僅かだよ」
 日本でもというのです。
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