第二幕その九
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「お仕事が一段落したそうよ」
「そうなのね」
「だからね」
「今はなのね」
「冒険の旅にも行けるわ」
「それは何よりね、それじゃあ」
オズマは笑顔で言いました。
「きっと」
「二人は頷いてくれるわ」
「私達の誘いに」
「そうしてくれるわ」
「では期待して行くわ」
こう言ってでした。
皆でお二人のお家に黄色い煉瓦の道を歩いて進み夕方になるとテントを出して近くのお池で身体を清めてです。
晩ご飯となりました、オズマが自分のテーブルかけから出したそれはといいますと。
「鱈のアクアパッツァとね」
「鮭のマリネにですね」
恵梨香はオズマに応えました。
「平目のムニエル」
「それに鱒のフライ」
神宝も言います。
「海老と蛸、ほたて貝のカルパッチョですね」
「生牡蠣もありますね」
ジョージはそちらも見ています。
「それと烏賊のバター焼きも」
「それとシーフードサラダ」
カルロスはそちらも見ています。
「主食はパンで」
「デザートはケーキで」
ナターシャは苺のそれを見ています。
「ジュースもありますね」
「シーフード尽くしですね」
「まさに」
「凄いですね」
「欧州のお勝利ばかりですね」
「デザートは流石に魚介類じゃないですが」
「今回そちらのお話よくしてるから」
それでと言うオズマでした。
「今日の晩ご飯はね」
「魚介類ですね」
「それでまとめたんですね」
「そうなんですね」
「いや、凄く美味しそうですね」
「本当に」
「そうよね、じゃあ皆で食べましょう」
オズマは笑顔で言ってでした。
皆で魚介類メインの晩ご飯を食べます、するとでした。
恵梨香はレタスにトマトにセロリに胡瓜にです。
若布がたっぷりと入っていてオニオンドレッシングをかけたそのサラダを食べて満面の笑みを浮かべて言いました。
「美味しいですね」
「そうね」
オズマもそのサラダを食べて言います。
「これはね」
「そうですよね」
「他のお料理もいいわよ」
ドロシーはカルパッチョを食べつつ言います。
「新鮮で調味料もよくて」
「そちらもですね」
「カルパッチョにはレモンのお汁とオリーブオイルをかけているけれど」
「どちらもですか」
「凄くね」
こう言っていいまでにというのです。
「美味しいわ」
「そうですか」
「だからサラダの次はね」
オズマと一緒にサラダを食べている恵梨香に言います。
「カルパッチョ食べたらいいわ」
「わかりました」
「いや、フライもいいし」
ベッツイも言ってきます。
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