第90話 歪んだ再会
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ルーアンからグランセルに派遣されていたかららしいよ。
前の騒動の時も魔獣や猟兵と戦っていたんだって。
んで女性陣を誘って飲みに来たって訳、ラウラやエマは違う席でエステルやクローゼ達と会話をしながら食事をしている。
因みにリィンはアガット達とあっちの席でご飯を食べてるよ。アガットが言いたくもないことを言わせて悪かったって謝ってリィンが気にしてないと答えていた。
「あら、流石紫電さんね。良い飲みっぷりだわ」
「噂の銀閃も良い飲みっぷりね」
年が近いからかシェラザードと仲良くなったサラは飲み比べをしていた。お酒臭いしあっちの席に行きたい……
「そういえばフィー、もう少ししたらトヴァルの奴も応援に来るわよ」
「そうなの?帝国の方はもういいの?」
「まあ今あっちはゴタゴタしてて遊撃士の活動が制限されてるみたいだし暇してたから丁度いいんじゃないかしら?」
「ふ〜ん……」
サラからトヴァルがリベールに応援に来ると聞いた。今帝国では遊撃士と政府がなんかバチバチになってるみたい。遊撃士協会も色々大変だね。
「あ〜、それにしてもカシウスさんってやっぱり素敵な人よね。アタックしてみようかしら?」
「先生は亡くなった奥さんを愛しているから可能性は無いわね」
「う〜、やっぱ無理かぁ……ジンさんもいいけどもうちょっとだけ歳を取っていた方が好みなのよねぇ」
「貴方本当に年上好きなのね。人の好みにどうこう言う気は無いけど失敗ばかりしてるならちょっとは若い子も視野に入れたらどうかしら?」
「ぐぬぬ……相手がいるから余裕を感じるわね」
「やだ、オリビエの事を言ってるの?あんなの唯の腐れ縁よ」
「本当かしら……」
底から二人は女子の好きな恋バナって奴を話し始めた。サラはジト目でシェラザードを見て余裕そうと言うがシェラザードはそんなんじゃないと手を振る。
「うぅ〜……フィーにさえ彼氏が出来たのに私はいつになったら結婚できるのよ……」
「まあそのうち見つかるわよ」
サラが泣き出してしまったので面倒になったわたしはラウラ達の方に逃げた。
「ラウラ、そっちはどう?あっちは面倒になったから逃げてきちゃった」
「そうなのか?だがこちらも今は……」
「あ〜、フィーも来たのね、丁度貴方のことを話してたんだ」
「わたしの事?」
ラウラに話しかけると彼女は何やら話しにくそうに困っていた。するとエステルがわたしの話をしていたと言ったので首を傾げる。
「うん、どうして二人は弟弟子君を共有しようと思ったのか気になったの」
「ああ、そのことか」
アネラスの言葉にわたしはなるほどと思った。
前にレンがバラしたおかげでわ
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