第17話:月鍔ギンコ対デルベンブロ(前編)
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の劣勢が覆ると思っているの?」
だが、この馬鹿は挑発の様な事を言いだす。
「甘いな……ツキツバ・ギンコがデルベンブロ様に勝てると、本気で思っているのか?」
それって、この街を襲っている魔族達の中で1番強いって事でしょ?なら、
「そのツキツバ、レベル300だよ。しかも、聖剣を2本も持ってるから、レベルを一時的に540にする事が出来るわよ?」
それを聞いた魔族が一瞬ウッってなったが、
「デルベンブロ様のレベルは133だ」
「なら―――」
だが……奴は何故かデルベンブロがツキツバに勝つと信じていた。
「しかし、ツキツバではデルベンブロ様には勝てん!」
どう言う事だ?
ツキツバとデルベンブロとのレベル差は167〜407の筈……なのになぜ……
「答えろ!デルベンブロの野郎は何を隠し持ってる!?奴はこの街に何を仕込んだ!?」
「ペッ!」
唾吐き……それが私の1番肝心な質問に対するこの馬鹿の答えだった。
もっと問い質しかったが、この馬鹿にこれ以上貴重な時間を費やしたくない!
急いでツキツバの許に戻ろう!
悔しいが、私達の中で1番強いのはツキツバだ!それが敗れれば……この街を襲っている魔族達が失いかけた士気が復活してしまう!
頼むツキツバ!私が戻るまで無事でいてくれ!
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