暁 〜小説投稿サイト〜
夢幻水滸伝
第三百三十五話 ソルトレークシチー攻防戦その三

[8]前話 [2]次話
 三人で軍議を開き攻城戦に入った、すぐに大砲と航空機が攻撃態勢に入り戦車や飛兵も配置に着いた。
 トウェインもサンダーバードに乗った、そのうえで神具に言った。
「さて、今回もな」
「私もですね」
「空から落雷に術を使ってな」
「戦いますね」
「そうしてもらうで」
「わかりました、ではブレスもです」
 サンダーバードはこちらの力の話もした。
「是非です」
「使ってくれるな」
「はい、ブレスはです」
 この力はというのだ。
「神星の方の神具で、です」
「わい等を背中に乗せられるんやったらやな」
「誰もが使えます」
「そうした力やな」
「ですから」
「そちらも使うな」
「これまであまり使ってこなかったですが」
 それでもというのだ。
「この度はです」
「使いたいか」
「これまでは落雷での絨毯的な攻撃が多かったですが」  
 それをというのだ。
「その様にしてです」
「戦いたいんやな」
「はい、ソルトレークシチーの城門は堅固ですので」
「絨毯的な攻撃よりもやな」
「集中攻撃の方がいいと思いまして」
「そやな、かなり堅固やな」
 トウェインも街の城門を見て言った。
「そうそうな攻撃ではな」
「壊せないですね」
「わいのミョッルニルならいけるが」
「それでもですね」
「確かにな」
「集中攻撃の方がいいですね」
「城壁もな」
 城門だけでなくこちらも見て述べた。
「かなりな」
「堅固ですね」
「硬度もかなりでな」
「結界もですね」
「相当や、ほなな」
「集中攻撃の方がいいですね」
「それでや」
 その為にというのだ。
「ここはな」
「その様にしてですね」
「攻めような」
「それでは」 
 こうしてだった、サンダーバードはこの度はブレスを用いて攻撃することにした。そして実際にだった。
 攻撃が開始されると正門に向けて空からだった。
 口から雷を放った、その一撃でだった。
 正門を吹き飛ばした、トウェインはそれを見て言った。
「渾身の一撃やったな」
「普段は無数の落雷として放っていた力をです」
「ブレスにして一気にやな」
「使いましたが」
「そのお陰でな」
 まさにそれによってというのだ。
「正門を吹き飛ばしたな」
「それが出来ましたね」
「よかったわ、ほなな」
「さらにですね」
「攻めるで、わいもや」
 ミョッルミルを片手に言うのだった。
「攻撃するで」
「そうされますね」
「城壁もな」
 城門だけでなくというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ