第一話 全てのはじまりその十三
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「ここは」
「そうだよね、あちらにもお仕事があるし」
「俺達は今日の午後は終わったからな」
「お仕事はね」
「だからだ」
それでというのだ。
「ここはな」
「うん、そうしよう」
「俺達の方からお邪魔させてもらう」
「わかった、なら今から場所を言う」
それでとだ、バドも応えた。
「そのうえで案内させてもらう」
「それではな」
「じゃあ俺達はここで仕事続けるか」
「そうだな」
宵町は夜野の言葉に頷いた。
「何かあったら連絡してもらうということでな」
「それでな」
「俺達も戻らないとな」
朝加も言った。
「今は」
「ええ、書類仕事があるわ」
明神が応えた。
「だからね」
「この話が終わったらな」
「署に戻りましょう」
「そうするか」
「どうもです」
コグレがここで考える顔になって言ってきた。
「この度は大変なことになりそうですね」
「幾つもの組織が関わっているからな」
バドが応えた。
「それならな、これ以上大きくならないといいが」
「なるかも知れないですね」
「そうだな、こうした場合は大きくなる」
コグレに腕を組み考える顔になって話した、ただ考えるのではなく極めて深刻にそうしている顔だった。
「えてしてな」
「左様ですね」
「そうだな」
「それではですね」
「そうなることを覚悟しながらな」
そのうえでというのだ。
「戦っていくか」
「そうしましょう」
「覚悟しておくとその分楽になる」
バドはこうも言った。
「何があってもな」
「そうですね、全く以て」
「ああ、しかし貴方は随分わかっているな」
「長く生きているからでしょうか」
「だからか」
「そうだ、それでな」
そのうえでというのだ。
「行こうか」
「うん、じゃあね」
「案内してね」
アラタとエリが応えてだった。
ゴセイジャーの面々は今はルパンレンジャーー及びパトレンジャーの面々と別れた、その時に朝加に言われた。
「連絡先は交換したしな」
「だからだね」
「何かあったら連絡するんだ」
アラタに確かな声で告げた。
「いいな」
「うん、そうさせてもらうね」
「これから宜しくな」
夜野は笑顔で言ってきた。
「そっちの連中ともギャングラーとも戦っていこうな」
「あいつ等が出て来てもね」
「そうしような」
こう話してだった。
一旦別れてそうしてだった、ゴセイジャーの面々は森真理夫の家に来た、すると彼とラリーがいてだった。
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