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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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ムで警備会社に連絡いくようになってるの ウチ 独りのことが多いから 不用心だからってー」

「へぇー そんなのあるんだー 璃々って やっぱり お嬢様なんだネ」

「やだぁー 泉希 そんな言い方って・・・ずるいよっ」

「だってぇー そんな雰囲気なんだものー」

「まぁ いいわ パンケーキ焼こう レモンのジャムにバナナとキューイフルーツ、メイプルシロップ用意したの それと、生クリームはアレンジしようと思ってネ」

「わぁー おいしそう やろう やろう」と、私は飛びついていた。だけど、璃々は私にアイスクリームのカップとバターを渡してきて、ハンドミキサーでホイップするように言ってきて、本人はパンケーキの粉をこね始めていた。泉希はキウイを剥いてバナナも用意するように言われていた。

 焼き始めて、最初はホイップクリームにバナナとキウイにメイプルシロップをかけて、みんなで口々に美味しぃーと言いながら食べていて、泉希が

「なぁ 璃々 そっちのフローリングの広間ってなんかするの?」

「あぁー パパとママが社交ダンスが趣味でね 今日もママはそれで出掛けているの」

「ふぅーん で 璃々はひとりっ子なの?」

「ちがうよ お兄ちゃんがいるんだけど、野球やってて全寮制だから・・・ みゅんってウチのこと何にも話して無いんだね」

「だって 勝手に 人のことまでしゃべられへんヤン」

「ふふっ やっぱり みゅんは信用できるんやねー あのね 泉希 みゅんにも少し話したけど ウチなぁー 幼稚園から2年生ぐらいまで イジメられてたんやー 割と、ヒラヒラしたもん着てたんやけど ママの好みでな そのせいか男の子なんかは構いたかったんやろなー いつもちょっかいだされて、パンツ見せてみろっていう時もあったし、ひどいときには、スカートめくられて、パンツに水鉄砲でな・・・ 漏らしたとかはやし立てられたりもしたんや 誰も助けてくれへんから、家に帰って来ても、ママも留守で居なくって、ひとりで泣いていたの だけど、負けるもんかって 勉強も運動も頑張るようにしたんやー でも、人を信用せんようになってたんやろーな そのうち、誰からも手を出して来なくなって・・・ だから、男の子って自分勝手で乱暴な生き物やって思うようになったの いまでも、心の中では そう思ってるよ バカどもって」

「はっ そう そーなんやー そんなんやったんやー だから 璃々って強いんかー 男の子には特に冷たいもんなぁー」

「そんなんちゃうけど・・・なんとなくなー でも、泉希が転校してきたやんかー 運動できて勉強も いつも凛としていて、だけど、すぐに、みんなに慕われて、クラスのリーダー的存在になって ウチは、嫉妬したんやろな そのうち敵対するようになって・・・そしたら、今度は、みゅ
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