第七百三十七話 シュールリアリズムの植物その六
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「放課後よね」
「行くのはね」
「わかったわ、じゃあね」
「行くわよね」
「ええ」
こう彰子に答えた。
「三人よね」
「私とレミとね」
「七海で」
「そう、三人で」
彰子も答えた。
「行きましょう」
「それじゃあね」
「三人でね」
「その植物達観ましょう」
「それじゃあね」
こうしてだった。
三人でその植物達を観に行くことにした、放課後学園の敷地内にある植物園に入ってそうしてだった。
そのコーナーに向かうがここでだった。
レミは笑ってだ、二人に話した。
「本当にね」
「凄いのね」
「その植物達は」
「そうなの」
実際にというのだ。
「だからね」
「観るべきね」
「そうなのね」
「観てね」
そうしてというのだ。
「全くね」
「損はない」
「そうなの」
「この世の者とは思えない」
そこまでのというのだ。
「言うならシュールリアリズム」
「絵ね」
七海が応えた。
「この世にないものを描く」
「そうした絵みたいな」
「そうしたなの」
「凄いね」
そうしたというのだ。
「私も知ってるけれどね」
「シュールリアリズムは」
「そうした感じって」
「本当にそうだから」
レミは強い声で答えた。
「だからね」
「実際にその目で見て」
「確かめるのね」
「そうしよう」
二人の日本人の少女に行ってだった。
レミは二人を植物園に案内した、すると七海は植物園に入った瞬間に笑ってこんなことを言ったのだった。
「この雰囲気好きなのよ」
「植物園の?」
「そうなの」
こうレミに答えた。
「実はね」
「あんた海って感じがするけれど」
「海だから水族館ね」
「実際水族館好きでしょ」
「だからこの学園の水族館にもね」
「よく行くの」
「そうしてるわ」
こう言うのだった。
「あっちにもね、けれどね」
「植物園も好きなの」
「色々な植物やお花があって」
そしてというのだ。
「観られて匂いもね」
「好きなの」
「だからね」
それでというのだ。
「最近来てなかったけれど」
「暫く振りに来て」
「やっぱりいいなってね」
その様にというのだ。
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