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八条学園騒動記
第七百三十七話 シュールリアリズムの植物その二

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「だからね」
「凄い場所も多いのね」
「それで観光名所にもなっていて」
 それでというのだ。
「そのうえでね」
「そっちで暮らしてる人もいるのね」
「観光もね」
 この産業もというのだ。
「大事だしね」
「それはね」 
 七海は彰子の話を受けて言った。
「ダンの水族館だってね」
「お家が経営してる」
「そちらもね」
「観光っていうとね」
「観光でしょ、琉球はね」
 ダンの国はというのだ、琉球は元々日本だった国家で国家元首の琉球国王も日本の皇族扱いだった時代があるので日本と縁が深いのだ。
「何と言ってもね」
「連合でも有名な観光国家よね」
「奇麗な海と」
 それにというのだ。
「様々なレジャー施設がね」
「有名よね」
「熱帯か亜熱帯の海が多いから」
 それ故にというのだ。
「だからね」
「それでよね」
「そちらの観光がね」
「有名よね」
「だから」 
 それでというのだ。
「観光は馬鹿に出来ないわ」
「そうよね」
「まあ沖縄も」
 七海はこうも話した。
「他に色々とね」
「産業あるわね」
「観光だけだと」
 この産業だけだと、というのだ。
「やってけないわよ」
「そうよね」
 彰子もそれはと答えた。
「やっぱり」
「どうしてもね」
「農業や工業もあるわね」
「そっちでも頑張ってるってね」
 その様にというのだ。
「ダンも言ってたわ」
「そこは連合ね」
「何か昔は基地ばかり言って」
 そうした人物が知事になったりもした。
「肝心の産業がね」
「観光だけだったの」
「そうした時代もね」
 これがというのだ。
「あったみたいね」
「そうだったのね」
「まだ日本にあって」
 そしてというのだ。
「銀河の時代になって独立して」
「琉球王国になる」
「その頃のお話らしいけれど」
 それでもというのだ。
「そうした時代もね」
「あったのね」
「そうみたいよ」
「そうなのね」
「けれど今はね」
 銀河の時代になってというのだ。
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