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わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
第13章
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ウィングまである程度引き付けてるから、ウチがボールもらった時に色んなことを仕掛けていけるんよねー どっちがいいのかわからんけどー でも、彩はやっぱり代表目指しているだけのことはあるよねー 色んなことができる」
「そーなんよー みゅうみゅんもなぁー 彩のほうがフォローアップ 楽なんやー でもな キャンキャンズはスピードが武器なんやー 泉希と璃々のお陰で速い展開ができるんやー」
「ふふっ みゅんと朝陽の言いたいことは わかってるってー ウチがショック受けたみたいで そやから、フォローしてるんやろぅ? ・・・ 泉希・・・ウチと泉希の間には隙間があるんやー みゅんがその隙間埋めてくれてるけどなー お互い、張り合って余裕無くなってるんやー だから速く速くって やりあってー うまいこと言えんけどなー なんか なー」
そうなのだ、私は自分達がフォローアップし易いということは、相手もバックアップし易いんだ。私の目指すんは、泉希と璃々のスピードが協力し合って、相手がついてこれんぐらいの早い展開でのラグビーなのよ。
「璃々 ウチ等 仲間・・・やんかー・・・」
私は、泉希もそんなこと言ってたことあったなぁーと思い出していた。小学校の時、やっぱりどこかで張り合っていたのが、まだ、残ってるんだと感じてた。
お昼ご飯を食べた後は、いつもの公園でたっ君と待ち合わせをしていて、私は、相談してみようと思っていた。最近は、並んで座る時は、私は脚をひっつけるようにして、たっ君の左手を繋いでいくのが習慣になっていたのだ。
「泉希と璃々がな お互いにしっくりいってへんみたいでなー お互いが張り合っていて、それは感じているみたいやねん みゅうみゅんは仲間やって思ってたんやけどな なぁ 仲間って そんなもんなんやろか?」
「泉希ちゃんとなぁー 僕は、璃々って子 あんまり 知らんねん 小学校の時、5年生の時は、人気あったみたいやけど・・・6年生は島やったやろー だから、ラグビーの時に改めて知ったぐらいでなー でも あの二人は雰囲気は似てるとこあるなぁー ・・・ 女同士って難しいもんなー 二人の間には、みゅうみゅんが居るってことか ボンドみたいなもんや」
「なぁ 真面目に考えてーなぁー 女やからって差別してるやろー ふざけてるんちゃう? みゅうみゅんは悩んでるんやでー」
「そんなことないよ そーだなー あのふたりはみゅうみゅんを介して仲間になったようなもんやろー?」
「う〜ん そんなんかなぁー だから さっき ボンドみたいって」
「まぁな あのな 木工のな 樽とか寄木の匠は ボンドとか使わないで、木を組み合わせて、しっかりと崩れないように 水も漏れない それこそ 匠の技やー もちろん みゅうみゅんにそんなことは出来ないと思うよ だ
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